マルガリータ_002

こんにちは、Anejo(アネホ)です。

テキーラベースのカクテルの中でも、テキーラサンライズと並んで超有名な『マルガリータ』ですが、色んな楽しみ方があるのでご紹介します。


マルガリータとは?

マルガリータ_001

「いかにも〜」みたいな感じですが、マルガリータとは、『スペインの女性の名前』です。

で、このカクテルの命名の由来は何種類も有りますが、そのうちの 3種類を紹介しましょう。


1936年

どんな酒も塩をなめながら飲むガールフレンドのために、メキシコのホテルのバーテンダーが作り、ガールフレンドの名前をとって名付けたと言われてます。


1949年

ロサンゼルスのレストラン、『テール・オ・コック』のバーテンダー、ジャン・デュレッサー氏が創作、1949年の USAナショナル・カクテル・コンテストで 3位に入選したことで広く知られるようになったと言われてます。

※ この時のレシピは、テキーラ、オレンジキュラソー、レモンジュース

彼の若き日の恋人マルガリータが、狩猟場で流れ弾に当たって亡くなったのを偲び、彼女の出身地・メキシコの特産であるテキーラを使ったカクテルを思いつき、彼女の名前をつけたと言われてます。


1920年半ば

上に挙げた 2つのエピソードは Wikipedia でも紹介されてるエピソードですが、カクテル研究家で男性誌『エスクァイア』のコラムニスト、デヴィッド・ワンドリッチは、次のように説明しています。

1920年代半ばのある日、ヘンリー・マッデン氏はメキシコ、ティファナのメインストリートにあるバーでバーテンダーをしていた。

するとそこに 1人の客がやって来て、『ジン・デイジー』を注文した。

ヘンリーは 1936年記者にこう語った。

「カクテルを作るときに、違うボトルを手に取ってしまったんです」

それはテキーラのボトルだった。

「その結果、そのお客さんがとても喜んでもう一杯注文し、そのニュースは遠くまで広まったんです」

1930年代半ばには、このカクテルはメキシコ全土に広まっていた。

デイジーはオレンジのリキュールでグラスの縁に砂糖をつける『サイドカー』というカクテルと似ていたし、当時誰もがテキーラを塩と一緒に飲むことを知っていたため、グラスの縁に塩をつけつけるという飲み方も広まったのかもしれない。

そしてスペイン語で『デイジー(ヒナギクの花)』を意味する『マルガリータ』という名がついたのではないか。

なるほど、『失敗は成功のもと』とはよく言ったもんですね。笑

そして 30年後、『エスクァイア誌』(と他のアメリカのメディア)はこのカクテルを『発見』し、1953年 12月のコラムで、

「彼女の名前はカクテル・マルガリータ。かわいらしい外見で刺激的に誘惑する。」

と紹介したそうです。

ジン・デイジーは、ドライ・ジン、レモンジュース、グレナデン・シロップで作るので、ヘンリーはこの中のドライ・ジンの代わりにテキーラを入れたんでしょう。

その後グレナデン・シロップの代わりにコアントローを入れるようになって、今のレシピになったという事でしょうか。


マルガリータの酒言葉

詳しいレシピについては後述しますが、マルガリータは、テキーラとライムジュース(若しくはレモンジュース)、コアントローで作られるカクテルなのは上で述べた通り。

巷では、このカクテルを創作したジョン・デュレッサー氏の若き日の恋人を偲んで酒言葉は「無言の愛」となったようです。

こういう胸に染みるネタは、意中の人とチョットいい雰囲気になった時に使ってみたいですね。


マルガリータの種類

一口に『マルガリータ』と言っても、ベースとなる『テキーラ』自体、色んな銘柄・熟成度合いが有るし、さらに言えば、カクテルだから色んなレシピが有って然るべしだし、実際に奥深いものなんです。


ベーシック・マルガリータ

 


スパイシー・キューカンバー・マルガリータ


スパイシー・テキサス・マルガリータ

メキシコ原産のセラーノ・ペッパーという、日本ではあまり馴染みの無い青唐辛子を使うマルガリータです。

テキサスと言えば、カウボーイを連想しますか?(年代がわかる!笑)

ですが、まぁ最近の流行はスパイシーなヤツらしいですね。


ローザ・ピカンテ・マルガリータ

テキーラのブランド『パトロン』が開催する『マルガリータ・オブ・ザ・イヤー・コンテスト』で最近、ローズウォーターとハラペーニョオイルで作られた『ローザ・ピカンテ・マルガリータ』が 1位になった『ローザ・ピカンテ・マルガリータ』ですが、そのレシピはこちらです。


マルガリータにオススメの銘柄

この部分は私個人の独断と偏見になっちゃいますので、

「マネしてみようかな?」

程度の軽い気持ちで読んでください。笑


サウザ ブルー

Sauza Blue

原材料がアガベ 100% の、いわゆる『プレミアム・テキーラ』は通常値が張るものなんですが、この『サウザ ブルー』はなんと ¥2,000 でお釣りが来てしまうお値段!

この『サウザ ブルー』自体、原材料のアガベ由来のフローラルな香味や柑橘系の豊かな味わいなど、テキーラらしいバランスのとれた味わいなので、柑橘系ジュースや果実系リキュールとの相性もバツグン!

テキーラサンライズにも使えるので、是非一家に一本!とまでは言いませんが、おススメなのは確かです。

◆ サウザブルー:1/2
◆ 果実系リキュール:1/4
◆ 柑橘系ジュース:1/4

果実系リキュールには、まぁ何でもいいんですが、コアントローあたりが無難ですね。

柑橘系ジュースはホントに何でもオッケーです。
お好きなジュースを選んでください。

まずはコスパの良いこの『サウザ ブルー』で試してみてください。


ホセ・クエルボ・エスペシャル・シルバー

Jose Cuervo Especial Silver

ホセ・クエルボ社は、創業200年以上の歴史を誇る、伝統と信頼の高い銘柄として知られており、テキーラの代名詞的存在として世界的に認知されています。

そしてこの『ホセ・クエルボ・エスペシャル・シルバー』も『サウザ ブルー』と同様、原材料がアガベ 100% の、いわゆる『プレミアム・テキーラ』なのに ¥2,000 でお釣りが来るお値段。

しかも、こちらは熟成原酒を一切使ってないので、原材料のアガベの新鮮な甘さと、スッキリとした口当たりが特徴です。

シルバーにしては尖った部分が無く非常に飲みやすく、甘さを楽しめることで人気があります。

あまり自己主張の強くないお酒(美味しくないという意味ではない)なので、果実系リキュールや柑橘系ジュースの味とケンカしません。

◆ ホセ・クエルボ・エスペシャル・シルバー:1/2
◆ 果実系リキュール:1/4
◆ 柑橘系ジュース:1/4

ベースとなるテキーラの『サッパリ感』を活かすため、柑橘系ジュースもこれより少なめが良いかも?と思います。


オルメカ ブランコ

Olmeca Blanco

オルメカ社の社名は、メキシコ最古の古代文明に因んで名付けられ、欧米で非常に人気が高いです。

この『オルメカ ブランコ』は、特に『カクテルベースのテキーラ』として非常に人気のあるプレミアムテキーラで、お値段も ¥2,000 チョットと、コストパフォーマンスに非常に優れています。

お酒自体は、豊かで複雑な香りを堪能できます。

新鮮で、スパイシー、柑橘系の香りまでもほのかに感じることができ、膨らみの有る柔らかい甘みと、甘酸っぱいような風味で比較的サッパリとした口当たりになっています。

ですから、もちろんカクテルベースにもオススメですが、コレだけで『オン・ザ・ロック』でも充分楽しめますね。

◆ オルメカ ブランコ:1/2
◆ 果実系リキュール:1/4
◆ 柑橘系ジュース:1/4

また、オルメカに限らず、若い『ブランコ』で試してみて、

「もっと深みのある味が欲しい」

と思ったら、少し熟成の進んだ『レポサド』も試してみてください。


レシピ(作り方一覧)

まず、上で述べた 3つの材料、テキーラ、果実系リキュール、柑橘系ジュースを用意します。


一般的なマルガリータの作り方

  1. 冷やしたカクテルグラスの縁をライムでぬらし、塩をつける
  2. 氷を入れたシェイカーにテキーラ、果実系リキュール、柑橘系ジュースを入れ、ストレーナー、トップの順に重ねてシェイクし、グラスに注ぐ

※ グラスの縁に塩をつけることを『スノースタイル』といいます。

やってみたい方は、この動画を参考にすると良いでしょう。

ポイントは、グラスの縁にあまり塩を付けすぎると『ヤボ』になるので、適度にする事ですね。

実を言うと、『マルガリータ』は私がテキーラにハマったキッカケとなったカクテルです。

メキシコに行った時、現地の人に

「メキシコらしいお酒を飲みたい」

と言ったら、

「テキーラだね、でも今日は暑かったからマルガリータを飲んでみな」

と勧められたのがキッカケ。

「美味しいね~!材料はテキーラ?」

といった感じ聞くと、

「そうだけど、色々あるんだよ」

と言われて、同じ銘柄で熟成度合いの違う 3種類をそれぞれショットで飲んでみて。。。


マルガリータとテキーラサンライズ、どっちがヤバい?

基本的に、どっちのカクテルもテキーラをベースにしてる所は同じですが、ジュースとお酒の比率で考えると、マルガリータの方が圧倒的にヤバいですね。

マルガリータ(全体の 3/4 がお酒、しかもテキーラが半分入ってる)
◆ テキーラ:1/2
◆ 果実系リキュール:1/4
◆ 柑橘系ジュース:1/4

テキーラサンライズ(全体の 1/3 がお酒:テキーラ)
◆ テキーラ:1/3
◆ オレンジ・ジュース:2/3
◆ グレナデン・シロップ:2tsp

メキシコで飲んでたのは、『フローズン・マルガリータ』と言って、けっこうデカいグラスいっぱいに入ってたシャーベット状のお酒でした。

美味しくて 3杯ぐらい飲んじゃいましたよ。苦笑


まとめ

マルガリータは

◆ 命名の由来は諸説アリ
◆ 材料は、テキーラ、果実系リキュール、柑橘系ジュース

◆ テキーラが全体の 50% を占めるため、度数は 20% ~ 30% と、かなり高い
◆ テキーラサンライズよりずっとキツい

ので、調子に乗って『グビグビ』飲んでると、後になって効いてくるので、気をつけること。


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