海外ドラマ_名車再生!クラシックカーディーラーズ_016

こんにちは、Anejo(アネホ)です。

ディスカバリー・チャンネルで放送中のこの番組、2003年の放送開始以来、2016年までの 13シーズンは名メカニックのエドが出演してましたが、今はアントが代わりを務めてます。

新しいメカニックのアントもモチロン魅力的ですが、「やっぱりエドの方がいい!」という人も多いですね。

そこでこの記事では、『エド降板にまつわる』色んなエピソードをまとめて行きたいと思います。

 


番組降板のワケ

海外ドラマ_名車再生!クラシックカーディーラーズ_017

今まで 10年以上も続いてきた長寿番組『Wheeler Dealers(邦題:名車再生!クラシックカーディーラーズ)』について突然、驚きの情報が舞い込んで来ました。

マイクが往年の名車を安く買ってきて、エドが不具合を直し、バリューアップのために何かチョットした工夫を取り入れて高く売る、という趣旨の番組でした。

コメディか?と思えるほど、2人のやりとりは面白かったんですが、レストアしてる人達にとっては、とてもためになるヒントや知識を教えてくれる稀有な番組でしたね。

さて、エドが 13年も続けてきた番組を、突然辞めてしまうというショッキングな情報が入ってきましたが、それにはそれなりの理由が有ったハズですが、これについては色々な憶測が出ていました。

今回紹介するのは、番組側からの正式コメントではなく、あくまで、エド本人のコメントです。

 


エドの YouTube のコメント

I am very sorry to say, that after 13 years on the show, I am leaving Wheeler Dealers.

Wheeler Dealers is a great car show, reportedly the biggest on the planet at the moment. It is broadcast in about 220 territories around the globe and apparently has several hundred million viewers worldwide. This success would not have been possible without the huge collaborative effort put in by the production team over the years but most of all because of the loyalty and appreciation of our fans who have kept watching, in ever increasing numbers around the globe. Because you kept watching it; we kept making it. So thank you all for that.

Making Wheeler Dealers is no easy task and every episode requires a massive effort from a dedicated team of people. We started, all those years ago, on a niche channel in the UK with just a small production: Michael Wood and Dan Allum; the founders of Attaboy TV and originators of the show, one production manager, a camera man, a sound man and Mike and myself. One hundred and thirty five cars later we have grown to a production team of over forty five staff, and we are now entertaining much of the TV watching planet. It’s been quite a ride.

It was exactly the worldwide popularity of Wheeler Dealers and sheer size of the audience, coupled with the lack of product placement and brand endorsements within the show which meant that Discovery US and Velocity Channel saw an opportunity for further exploitation of the brand and so, after season twelve, the show commission was taken over by Velocity Channel in the US, who decided to replace Attaboy TV with Discovery Studios in California.

Unfortunately, on Velocity’s first attempt at producing the show they found Wheeler Dealers ‘too difficult to make’, ‘at least in its current format’. In particular, the detailed and in depth coverage of my fixes in the workshop; what I consider to be the backbone and USP of the programme, are something Velocity feel should be reduced. The workshop jobs are certainly the hardest part of the show to make and reducing their substance and role in the show will save the production considerable time, effort and therefore money. However, this new direction is not something I am comfortable with as I feel the corners I was being asked to cut compromised the quality of my work and would erode my integrity as well as that of the show, so I have come to the conclusion that my only option is to let Velocity get on with it, without me.

Wheeler Dealers has been an enormous part of my life since 2002, a real roller coaster of demanding challenges and triumphant moments. It has been a privilege to meet and work with so many great people and, from the workshop to the joy rides, to be allowed to experience so many fabulous cars and amazing locations. Leaving the show at the height of its success has been a really tough decision to make but I believe the time is right for me to spread my wings. Sometimes you’ve just got to break free from the confines of your rut and head for the far horizon.

I would like to thank Attaboy TV, Mike, our incredible crew, and everyone who has contributed to making such a great programme for all of these years. A special thank you must go to every one of our fans for watching these past thirteen series, it has been great having you along for the ride, your appreciation means so much.
Mike and Velocity will continue to make Wheeler Dealers, apparently with Ant Anstead taking my place in the workshop, so new episodes will be on your screens in due course. Being the new boy is never easy, so please give Ant your support, I wish him the very best of luck. It will certainly be nice to see Mike turn up at the workshop with yet another wreck knowing I don’t have to do any of the work!

As for me, I am already working on some great new projects which will expand my world in new directions and, as I will have a bit of time on my hands, I’ll even start to put some things up on my youTube channel, so keep an eye out for that. Right now though, I just feel relieved and exhilarated with freedom and I can’t wait to get cracking on the exciting opportunities that lie ahead.

For years Discovery have been encouraging everyone to: ‘make your world bigger’ – and that is exactly what I am now doing.
Edd China

 


日本語で解説

エドのコメントは上記のようにとても長いです。

また、この番組についてあまり知らない方もいらっしゃると思いますので、単純な和訳ではなく、各コメントに私の考えをチョッピリ交えて説明もさせていただきます。

 

冒頭でのコメント

非常に残念な話だけど、13年続けてきた『名車再生!クラシックディーラーズ』を引退することにしたよ。

『名車再生!クラシックディーラーズ』は偉大な車番組で、聞く所によると、地球上で最も大きい番組なんだそうだ。
地球上でおよそ 220の地域で放送され、明らかに数億人もの視聴者が居るというからね。
この成功は、何年にも亘る番組スタッフの多大なる協力無しには成し得なかったと思うけど、とりわけこの番組を楽しみに観てくれてきた、いまだに増え続けているファンへの忠誠と感謝によるところが大きいと思う。
だって、君たちが観てくれる、僕たちがつくり続ける、ってこと。
だからそれら全てに「ありがとう」だね。

この『名車再生!クラシックカーディーラーズ』は、彼の誇張でもまた誤解でも無く、正真正銘、世界最大の車番組で、現存する他にもいくつもある車番組が手本にする部分も多いそうです。

そういう番組に『育ててきた』感慨深い番組を降板することに、彼の非常に残念な気持ちが伝わってきますね。

 

番組の生い立ち

『名車再生!クラシックカーディーラーズ』は骨の折れる仕事で、どのエピソードもチームメンバーの大規模な労力が必要だったんだ。
過ぎ去りし日々のことだけど、イギリスのニッチなチャンネルの、ホントに小さなプロダクション(アッタボイ TV創業者のマイケル・ウッドとダン・アルム)に、1人のプロダクションマネージャー、1人のカメラマン、1人の音響係、そしてマイクと僕が番組の初代メンバーだったんだ。
135台の車を扱ったあと、僕たちはプロダクションチームの人数を 45人以上に増やし、今となっては、かなり大勢のテレビを観ているひとたちを楽しませている。
すごくノッてたよね。

アッタボイ TVの創始者 2名、プロダクションマネージャー 1名、カメラマン 1名、音響  1名、それとマイク、エドを合わせた、たった 7名でスタートさせた番組だったとは!

そして番組は順調に視聴者を増やし、それに伴って「よりよい番組にしよう」という考えのもと、チームメンバーを 45名以上にまで増やすに至ったというわけです。

そして重要なのは、スタッフ一同、番組制作を本当に楽しんで行っていた、という事ですね。

 

事件発生

『名車再生!クラシックカーディーラーズ』は確かに世界中で人気の番組だったし、ホントに大勢のファンが居てくれたんだけど、この番組の作品の位置づけやブランドの支援が不足してて、これはつまり、ディスカバリー USとベロシティー・チャンネルがこのブランドをさらに搾取する機会にもなったんだけど、シーズン 12のあと、この番組の制作は米国のベロシティー・チャンネルに委託されてしまい、ベロシティーの指示で、アッタボイ TVからカリフォルニア州にあるディスカバリー・スタジオに変わってしまったんだ。

番組が巨大に成長し、『お金のなる木』となると、誰かが目をつけて買収という事件が起きます。

エドだけでなく、マイクもスタッフ全員も楽しんで制作してる番組、『名車再生!クラシックディーラー』もご多分にもれず、その被害を被りました。

もともとは、英国のアッタボイ TVがひっそりと始めた番組を、米国のディスカバリー・チャンネルがその放映網で放送をしていたところ、番組が巨大化してきたら、ディスカバリー・チャンネルの親元、ディスカバリー・コミュニケーションズが制作権を買い取り、自身の系列である、米国のベロシティー・チャンネルに制作権を与えた、ということですね。

簡単に言ったら、『乗っ取り』です。

撮影場所も、英国のアッタボイ TVから米国のディスカバリースタジオに変わったそうですが、その程度のことまでは普通にありますし、エドもただ報告してるだけだと思われます。

ただ、問題なのはこの後です。

 

番組制作上の制限

残念なことに、ベロシティーが初めて『名車再生!クラシックカーディーラーズ』を制作したとき、彼らはこの番組の制作がどれほど難しいか、そして特に、最低でも現在のやり方では困難だと考えたんだ。
特に、僕がこの番組のバックボーンとして独自の売りだと留意してることだけど、僕がワークショップの中で車の修理について詳細に、そして深掘りして説明していることを、ベロシティーは簡略化すべきだと考えたんだ。
ワークショップ内での作業は確かにこの番組の中で最も大変な部分だし、その中の一部や役割を減らしたりすることは、制作上で懸念される時間の節約にもなるし、労力も減るだろうし、つまりはお金が掛からなくなる。
そして新たに、僕の仕事の質を妥協して削るように要求してきたし、これは僕自身や番組にも言えることだけど、そういう品位を侵すような要求は僕にとって居心地が悪いと感じるようになったし、ベロシティーがそうやってどんどん進めるんだったら、僕無しでやるしか無い、という結論に達したんだ。

結局、番組の質を保てていたのはお金ではなく、現場のスタッフの献身的な頑張りと、プロ根性だったという事で、そこに金勘定が入ってくると、番組の質が下がることになります。

今まで 13年間、番組をゼロから育ててきたエドの意見を省みずに、コストカットだけを強力に要求する姿勢に、エドは相当不愉快だったでしょうね。

ましてや、番組の根幹となる修理の細かい説明や DIYの啓蒙など時間のかかる部分をカットしろと言われてしまえば、番組自体の『売り』がどこかへ消えてしまいます。

そういう、センスの無い制作会社の下では、もうこの番組に参加し続けるのは無理だと判断したというワケです。

 

本当に楽しかった

『名車再生!クラシックカーディーラーズ』は 2002年から僕の人生においてとても大きな部分を占めてたし、多くの挑戦と勝利の瞬間を要求してくる本物のローラーコースターだったんだ。
そして、ホントに大勢の素晴らしい人達と会い、一緒に仕事することが出来たし、素晴らしい車を経験することも許される、つまりワークショップから試乗に出掛け、信じられない景色を楽しむことだって出来たんだからね。
この高潮にある番組を離れるのは本当に辛い決断だけど、これは僕が羽を広げるのに丁度よいタイミングなんだと信じてるよ。
君だって時々、単にマンネリから解放されるために遠くの地平線に向かったりするでしょ。

番組中では、修理が終わり、いざ販売!となる前に『試乗会』と称して、ガレージを出発してマイクが提案する場所にドライブに出掛けます。

番組制作で大勢の人達と出会い、一緒に仕事をするというだけでなく、数々の名車と呼ばれる素晴らしい車を直に触り、直し、運転までする。

しかも、またとない素晴らしい景色の中を疾走したり、本物のレース場を体験したり、その車に相応しい様々な場所で最高の想い出を重ねてこれたんですから、本当にこの番組を降りるのは悲しいことだったと思います。

 

代打、アント・アンステッド

アッタボイ TV、マイク、信じられない働きっぷりのクルー達、そしてこの偉大な番組の制作に何年ものあいだ貢献してきてくださった全ての方々に感謝します。
そして、過去 13シリーズにも亘ってお付き合いしてきてくださった僕達のファンの皆さんによる多大なる評価には特に感謝します。
マイクとベロシティーは『名車再生!クラシックカーディーラーズ』を続けていきますが、明らかになっている事は、アント・アンステッドが僕の代わりとなってワークショップに登場、やがて君たちの前のスクリーンに新エピソードが放送されるようになります。
新人だとなかなか簡単にはいかないだろうから君たち、アントのサポートをよろしく頼むよ、彼の最高の幸運を祈ってる。
マイクがワークショップに乗りつけるのはいつもポンコツで、仕事しなくても良いものは今まで無かったからね!

エドの代打はアント・アンステッドと決まってますが、エドは自分のファンがアントを歓迎してあげることを望んでますね。

アント自身は色々な才能のある人物ですが、エドが偉大すぎたため、どうしても比較されてしまうでしょう。

粗探しではなく、純粋にアントのやり方を楽しんでいっていかがでしょうか?

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何か次のプロジェクトを画策中

僕のことだけど、既に僕の世界を新しい方向に広げる、凄くて新しいプロジェクトの準備をしているし、他にチョット時間があるので、僕の YouTube チャンネルに何か入れる予定なんで、見張っててよね。
たった今は、の事だけどね、単純にホッとしてるし、自由でウキウキしてるし、この先待ち構えているエキサイティングな機会にどんどん突き進めていくのが待ち遠しいんだ。

ディスカバリーが何年もの間、全ての人達に勇気付けてきた『あなたの世界をより広く』- これは僕が今まさにやろうとしている事なんだ。

エド・チャイナ

この 1年、ベロシティーの下で番組の質が低下するような要求を突きつけられながら我慢してきて、もう限界に達したと感じて下した決断と、まだ若い彼がさらに自分の世界を広げていこうという意欲を感じますね。

本当に、お疲れ様でした。
そして、更なる飛躍を期待してます!

 


マイクにも災難が降りかかってた?(追記)

ところで、こんな文言がネット上にある事に気が付きました。

Mike Brewer received horrific DEATH THREATS after Edd China quit Wheeler Dealers

えぇっ?題名に『DEATH』とか、恐ろしく物騒な文字がありますね。

で、記事によると、

He said: “Mike called me at the weekend and told me that over the past few days, not only he, but also his wife and daughter have been receiving a lot of abuse and even death threats because of my leaving the show.

マイクは週末に私に電話をしてきて、過去数日間、彼だけでなく彼の妻や娘までもが、私が番組を離れるせいで多くの暴言や死の脅迫を受けていると私に語った。

こんな事、誰がするんでしょうね?

確かに海外のネットを見ると、「エドが良かった!」のオンパレードですし、新メカニックのアントの事をクソ呼ばわりしてる輩も思ったより多いですが、マイクに矛先を向けて脅迫は有り得ませんね。

やるならディスカバリー・コミュニケーションズか、ベロシティー・チャンネルの関係者にならまだわかりますが(容認してるワケではないですよ!)、出演者にするのはお門違いです。

 


まとめ

こんな騒動にまで発展してしまう番組ですが、それほどまでに人気があるというのも伺えます。

日本版の番組名は『名車』と謳ってますが、中には『迷車』と言えそうな車も扱いますし、日本車も時々出て来ます。

また、たとえば今、あなたが所有している車を売却するとき、どうやったらより高く売れるか?の秘訣も教えてくれるので、観てて損は無いでしょう。

何より、人懐っこいマイクとノッポでユーモラスなのに頼れるメカニックのエドのコンビが、面白おかしくポンコツを修理し、手頃な値段で売って稼ぎを出すという流れが本当に面白いです。

また、修理が終わってからの二人のドライブも本当に素晴らしい景色の中で行われます。

奥さん、恋人、娘さんでも、また愛人さん(?)とでも、是非そんなステキなドライブをして想い出の 1ページにしてみてはいかがでしょうか?

→ 【名車再生!クラシックカーディーラーズ シーズン(旧)を見る】

→ 【名車再生!クラシックカーディーラーズ – シーズン 14【アント登場】から気付いたこと を見る】

今、ディスカバリーチャンネルでは盛んに過去のシーズンも一挙放送やってますが、時間に余裕のある時に観たいのでしたら、こちらがオススメです。
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