映画_少女
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視聴サービスアフィリ_019

こんにちは、Anejo(アネホ)です。

この映画、個人的に面白かったので、主演のばっさーこと本田翼の簡単なプロフィールから、この映画のネタバレ、そして無料動画まで紹介させていただきます〜!


プロフィール

職業 ファッションモデル・女優
本名 本田翼
生年月日 1992年6月27日
出身地 東京都 三鷹市
身長 166cm
体重 46kg(?)
血液型 O型
趣味 ゲーム、漫画、昼寝、買い物

なお、ばっさーの詳しいプロフィールや経歴をご覧になりたい方は、
こちらをチェック → 【ばっさーのプロフィール詳細&経歴 を見る】


基本データ

この映画は、『告白』で数々の賞を受賞した人気作家、湊かなえによる小説『少女』を原作とし、『しあわせのパン』『繕い裁つ人』三島有紀子がメガホンを取り、「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望を抱える 2人の女子高生がそれぞれ過ごす夏休みを、本田翼&山本美月の共演で描いていく作品で、2016年 10月 8日に公開されました。

基本的に 2人の主人公それぞれの視点のエピソードが交代で書かれていて、 2人の主人公の『ヒューマンドラマ』で、ミステリー要素は少ないと思われますが、最後の最後で衝撃的な事実が判明することから『ヒューマンミステリー』と位置づけられています。


キャスト

桜井由紀:本田翼(子供時代:渡邊このみ)
草野敦子:山本美月(子供時代:原涼)
桜井義孝:二階堂智
桜井慶子:川上麻衣子
水森正代:白川和子
敦子の母:佐藤真弓
敦子の父:小嶋尚樹
牧瀬光:真剣佑
滝沢紫織:佐藤玲
小倉一樹:児嶋一哉
高雄孝夫:稲垣吾郎
ヘルパー:占部房子 / 星野園美 / 広澤草 / 岩橋道子 / 大塚加奈子
滝沢芳也:菅原大吉
岡田恵美:銀粉蝶
昴:中村瑠輝人
太一:山田日向
生徒:石橋静河 / 土居志央梨 / 小林麗菜 / 浅野望 / 飯村未侑 / 水田萌木 / 小山莉奈


スタッフ

原作:湊かなえ『少女』(双葉文庫)
監督:三島有紀子
脚本:松井香奈 / 三島有紀子
撮影:月永雄太
照明:斉藤徹
録音:浦田和治
編集:加藤ひとみ
美術:黒龍きみえ
音楽:平本正宏
主題歌:GLIM SPANKY『闇に目を凝らせば』
配給:東映
製作:『少女』製作委員会(東映 / 木下グループ / ポニーキャニオン / パルコ / ファインエンターテイメント / BS日テレ / 双葉社 / 朝日新聞社 / ユニバーサルミュージック / 日本出版販売 / アルマックスジャパン)


あらすじ

それでは、あらすじを紹介させていただきます。
(ネタバレ注意です、「面白そう?」と思われたら是非、視聴される事をおススメします!)


遺書

『子どもなんてみんな、試験管で作ればいい。選ばれた人間の卵子と精子で、優秀な人間だけを作ればいい。それが無理なら、生まれた子どもは全員、国の施設かなにかに収容されて、成人するまでそこで育てられればいい…』


由紀と敦子

愛知県のとある海の近くの町、瑞崎(みずさき)。

幼い頃から親友同士の桜井由紀(本田翼)草野敦子(山本美月)は共に、地元では「気品があって礼儀正しい」、いわゆる『お嬢様高校』で通っている女子校、『桜川女学院』の 2年生。

由紀は物静かな少女で、休み時間は読書、授業中は小説『ヨルの綱渡り』を書くのを日課にしており、敦子以外に友達と呼べる者が居ません。

一方、敦子はクラスでいじめられていました。
LINE上で「A子(敦子)死ね」と書かれたり、「死ね」と書かれたナプキンを荷物に入れられたり。。。

いじめのきっかけは、剣道でした。

というのも、敦子は剣道の特待生で高校に入学したのですが、試合中に足を負傷してしまい、全国大会出場の夢も絶たれてしまい、それを恨んだ剣道部のメンバーが敦子をいじめ始めたのがきっかけです。

敦子は剣道部を辞め、足は既に後遺症もなく完治しているのに、いまでも左足を引きずっています。
そうしてた方が、自分にとって都合が良いと思って『足が悪いフリをしている』だけでした。

一方、由紀の書いている『ヨルの綱渡り』は、いじめを受けてから性格が変わってしまった親友、敦子をモデルにした物語です。

敦子に伝えきれない想いを伝えるたい一心で、心を込めて書いていました。


小倉先生

彼女たちの国語の先生は、中年男性の小倉一樹(児嶋一哉)先生でした。
授業中、小倉先生が中島敦の『山月記』の説明をするなか、由紀はいつもの様に、コッソリ小説を書いています。

そして、小倉先生は授業中に、自分と同級で作家デビューした斎野庸介の話をしています。
斎野は『虚無』という作品でデビュー、小倉先生が知る頃の斎野はまるっきり違うジャンルの作品を書いていたそうです。

そんな中、由紀はとうとう、一心不乱に書いていた作品『ヨルの綱渡り』を完成させましたが、聖桜祭の最中、確かに鞄に入れていたはずの原稿が消えてしまいます。

由紀は必死で探しますが、見つかりません。


盗作

しばらく経ったある日、小倉先生が、

「蒼穹新人賞を受賞した」

と皆の前で報告します。

ところがその作品のタイトルはなんと、『ヨルの綱渡り』でした。
盗まれた小説のタイトルと全く同じ、由紀には充分過ぎる『盗作の証拠』です。

小倉先生は得意気に、雑誌に載った最初の見開き 1ページをコピーし、生徒たちに配りました。

『才能を回収するには、たった一度の跳躍で充分だった。
才能とは天からの贈り物ではなく、期間限定で貸し出されるものだということを、いったいどれくらいの人たちが認識しているのだろう。
少なくとも、十七歳の少女、ヨルは知らなかった』

この書き出しを読んだ瞬間、敦子にはその小説が『自分をネタにして由紀が書いたもの』と直感的に分かったのですが、コピーを配られたのが最初の見開きだけだったので、由紀が自分をバカにしているのか、励まそうとしているのか、判断がつません。

一方、由紀は盗作されたことを誰にも言わず、小倉先生を責めず、町の図書館にあった『蒼穹』の雑誌を破りました。

それを目撃した男子高校生、牧瀬光(真剣佑)が、由紀に興味を持ちます。


仕返し

夜、由紀は誰もいない職員室に忍び込み、小倉先生のパソコンを持ち出し、屋上でパソコンを起動させます。

パスワードの解除は簡単でした。
いくつか試しているうちに、いつも小倉先生が引き合いに出している作家、斎野の『虚無(kyom)』でアッサリと開いてしまったのです。

小倉先生のパソコンには色々、彼にとって『不都合な事実 – 女子高校生、星羅とラブホテルでイチャイチャする動画』が入っていました。

由紀は不敵な笑みを浮かべながらその動画を観てましたが、その様子を敦子がコッソリ見ていたのを、彼女は気付いていません。

動画を一通り再生した後、由紀は小倉先生のパソコンから全校生徒の国語の成績を、一斉送信してしまいます。
そして恐らくは星羅との動画も。。。

小倉先生は停職処分を受け、やがてホームに進入してきた電車に飛び込んで、自殺してしまいます。


死への好奇心

夏休み前、黎明館高校から 1人の生徒、滝沢紫織(佐藤玲)が由紀たちのクラスに転校してきました。
そして彼女はいつしか由紀と敦子の後を付いて来るようになります。

クラスで、『停職処分になった小倉先生が自殺した』ニュースが話題になったとき、紫織は由紀と敦子に向かって得意そうに

「ねえ、死体って見たことある?」

と切り出し、更に

「リアルを知っちゃってるからさ、(気分が)落ちちゃって~」

紫織は得意気ですが、それを聞いた由紀は

「死とは現象ではないのか?死体だけ見ても意味がない、死ぬ瞬間を見なくては理解できず、意味がない」

と、バッサリ返してしまうのでした。

言われた紫織は面白くありません。
そして由紀の右手の傷について質問すると、由紀は

「祖母にやられた」

と答えたのでした。

「?」


見えない溝

敦子はそれまで、由紀の手の傷は子どもの頃に「割れたグラスで手を切った」と聞いてそれを信じていたのですが、いま、由紀は違うことを言っている。。。

釈然としない敦子。。。

由紀と敦子は幼ない頃から一緒に剣道をする仲間でしたが、由紀は小学生時代、手の傷がきっかけで剣道を辞める事になり、敦子は高校まで剣道を続けていましたが、足の怪我で辞めたという経緯があります。

そして、「由紀の手の傷は、祖母(水森正代:白川和子)につけられた」というのは、本当でした。

正代は若い頃、学校の先生をしており、当時は体罰を含めた厳しい教育も受け入れられており、正代は物差しで悪い子の手を叩くお仕置きをしていましたが、老いた正代は認知症を患っており、日がないちにち、家でずっと生徒を叱る小言をぶつぶつ言っていました。

そんな正代を疎んじた由紀は幼い頃、寝ている正代の顔に濡れ布巾をわざとかけましたが、その時に目覚めた正代に、ものさしで強く手をぶたれたのです。

叩かれた場所は大きく裂け、血が大量に出て、傷跡が残ってしまいました。
しかし由紀の母(慶子:川上麻衣子)は体面を慮り、剣道の師範には「割れたグラスで手を切った」と嘘をつきました。

それを聞いた敦子は、「由紀の手の傷は割れたグラスでできたもの」と思っていたのです。


紫織

由紀と敦子の間には、不穏な溝が出来始めていました。

そしてそれを敏感に感じ取った紫織は、敦子だけを誘い、簡単に金を手に入れる方法として、痴漢の冤罪をでっち上げて「痴漢を受けた」と駅のホームで男性を脅し、示談金を無心する『ウソ痴漢』をします。

最初は敦子も断っていたのですが、最終的にお金を渡され

「共犯関係ってことで!」

と言われ、戸惑っていましたが、運の悪い事に、その現場を由紀に見られてしまうのでした。

由紀も敦子も、紫織から聞いた『親友の死』が心に引っ掛かります。

そして由紀が男子高校生の牧瀬に死について聞いてみると牧瀬は、

「おっさんが電車に飛び込んだ自殺の瞬間を見た」

と聞いておどろきました。
そしてその時、牧瀬は「死とは退場だ」と悟ったそうです。


由紀の夏休み

由紀と敦子の溝が一向に埋まらないまま学校は夏休みに突入、生徒たちは夏休みの間、それぞれボランティア活動を行います。

由紀と敦子はそれぞれ、死についての興味がドンドン膨らんできました。

由紀は、難病を抱えた子どもたちを慰問するボランティア団体の『小鳩会』で、敦子は老人ホームの『シルバーシャトー』で『ボランティア』をすることで、人が死ぬ瞬間を見ようと画策します。

ところが、由紀が出向いたボランティア団体で代表を務める初老の女性、岡田恵美(銀粉蝶)『赤ずきんちゃん』の話を、死とは無縁の『仲良しごっこ』の如く、美しい世界に作り替えて子どもたちに聞かせます。

そして『さるかに合戦』の話をしろ」と振られた由紀は、子どもたちの前で話を始めますが、途中からついつい暴走、祖母の正代から何度も聞かされている「因果応報だ!」と復讐劇を再現してしまいますが、綺麗事を期待してた岡田には当然の如く叱られてしまいます。

小鳩会は性に合わないと思った由紀は早々に会を辞めますが、由紀に話しかけて来た少年が 2人居ました。

体格の良い男の子の方が太一(山田日向)、小さい男の子の方が昴(中村瑠輝人)と名乗ってます。
そして 2人とも由紀を気に入って、

「これからも会いに来てくれ」

と頼んだのでした。

難病を抱える自分たちに死を見せまいとする岡田の気持ちは理解出来なくもないが、それを避けるにも不自然すぎるのを「イタイ」と評し、むしろ由紀のようにハッキリと言ってくれたほうが清々すると言うのです。

そんな 2人の少年と仲良くなった由紀は、彼らに地獄に関する書物を持ってくることを約束します。


因果応報、地獄へ落ちろ

家に帰り、地獄に関する書物を探そうと、老人ホームに行ってしまった祖母、正代の寝室を漁っていると、1本の棒が出てきます。

それは忘れもしない、由紀の心と手の甲に深く傷をつけた物でした。
正代に傷をつけられてからというもの、由紀は彼女を深く恨んでます。

「死んでほしい」

と願うまでに。
そして由紀は台所でその棒に火をつけましたのでした。

「因果応報、地獄へ落ちろ!」

と、その後すぐ、由紀に連絡が入ります。

「ホームで正代が倒れた!」

もしかしたら「正代は死ぬかもしれない」という、いくばくかの期待を持ち、正代のもとに駆け付けましたが、残念なことに、彼女はまだ生きているのでした。


敦子の夏休み

敦子が行く先は老人ホームの『シルバーシャトー』でした。

そこで 1人の男性職員(高雄孝夫:稲垣吾郎)を手伝うことになったのですが、どういう訳か、彼は敦子に辛く当たります。

時には暴言とも言える酷い言葉を発する高雄は、敦子と必要以上に距離を保とうとします。

そして他の職員からは「前科が有る」という噂さえありました。

敦子の通う老人ホーム、『シルバーシャトー』に、由紀の祖母、正代が入所してきました。

ある時、敦子がホームの廊下を掃除機をかけていると、正代が大福を喉に詰まらせ倒れてしまいます。

事故を目撃した敦子は機転を利かせ、掃除機のノズルを外して正代の口に突っ込み、その老人は入院することにはなったものの、大事には至りませんでした。

その日、敦子は例の男性職員と一緒に帰り、二人は心を開き合うようになります。
敦子にとって悪い噂は、もうどうでも良くなってしまいました。

するとその日から彼は一変して、敦子に気をかけてくれるように。。。


少年の願い

身体の小さい昴が検査に言っている時、太一が由紀にある相談を持ち掛けられます。

「昴が今度受ける手術の成功率は 7%だ」

というのです。

太一は昴の父を探してほしいと由紀に言いました。
太一が示すと、病院の壁に飾られた七夕の願い事に「お父さんに会いたい 昴」と書かれています。

そのため、由紀は彼の願いを叶えようと奔走しますが、そう簡単に行方を掴むことは出来ません。
住宅展示場に行きますが、職員は父親の新たな就職先を知らないと言います。

それを聞いていた同業他社の中年男性、滝沢芳也(菅原大吉)が由紀に近付いてきました。

「君が探している人を知っているかもしれない」

と言い、その情報の代わりに 2日後の夜 10時に住宅展示場の黒い家に来いと囁きました。

「ギブアンドテイクだ」

滝沢が援助交際を要求しているのだろうと言うことは、由紀にも理解できましたが、彼女はまだ経験がなく、どうせだから初体験を牧瀬に頼もうと考えます。


チョットした偶然

ところが、ラブホテルに行った牧瀬は初体験どころか、

「すげえの見せてやる」

と言います。

「先日、男が電車で自殺したのを目撃し、その男が死ぬ直前にばら撒いた、細かく破いた紙を何枚か拾った。」

そう言って、その紙を由紀に見せました。

それはまさしく、由紀の書いた小説『ヨルの綱渡り』の原稿でした。

由紀はその紙片を欲しがりました。
代わりに、もっと面白いものを見せてやると牧瀬に約束します。


援助交際未遂

2日後の夜。

由紀は滝沢が指定した待ち合わせ場所、モデルルームの中の一つ黒い家に向かいます。

彼は先に来てました。
由紀は、滝沢の足を洗ってあげながら様子を伺います。

滝沢には由紀と同じ年頃の娘がいるらしく、鬱屈した思いを抱いているようで、由紀の下着と自分の下着を一緒に洗えと要求し、さらに由紀を押し倒そうと強引に関係を迫りますが、その一部始終は牧瀬によって録画されてます。

服を脱がされる寸前、間一髪で、牧瀬が止めに入ってくれました。
牧瀬が「一部始終を撮影していた」ことを告げると、滝沢は逃げるように去ります。

由紀は退散しようとする滝沢から、昴の父の居場所を聞き出す事に成功しました。

録画した牧瀬は「リアリティがある」と興奮して喜びますが、由紀は怒ってそのビデオカメラを川から落として捨てまうのでした。


敦子と高雄

老人施設で働く敦子は、作業の途中、何度もスマホをチェックしています。
由紀からメールが届いていないか確認しているのです。

今までは夏の間、敦子は由紀といつも行動を共にしていました。
ところが今年の夏は、由紀とは別行動でしかも一切連絡がありません。

敦子は、紫織とホームで 1度だけ中年男性相手に金を脅し取っていたのを、向かい側のホームから由紀が見ていた事を思い出し、自分が悪事に加担した現場を由紀に見られたことで動転していました。

またその時、由紀が男の子(牧瀬)と一緒にいたことも、気になっています。

「由紀にボーイフレンドができたのではないか?」

と思い、取り残された気持ちになっていました。

そして肥満気味の女性職員、紀子が同僚に陰で笑われているのを見た敦子は、自分が学校でいじめられていることを思い出し、過呼吸の発作を起こします。

その時、高雄が助けてくれました。

過呼吸の発作を起こした敦子が「由紀。。。」と呟いたのを聞いた高雄は、後でその『由紀』について質問する代わりに、自分が前科持ちという噂について詳しく説明します。


父親の苦悩

高雄は、1年前に、女子高生から人生を左右するような大被害を被っていました。

元々は妻子のある、ごく普通のサラリーマンでしたが、ある日女子高校生に「痴漢をされた」と言われます。
高雄は否定し続けましたが、世間がそういう目で見始めました。

高雄は会社をクビになり、裁判でも冤罪だと主張し続けますが、それで裁判は更に長引いてしまい、妻と息子は苦しめられてしまいます。
耐えきれず、2人は高雄の元を去って行ってしまったのでした。。。

以来、高雄は女子高校生が怖くなったのです。

敦子は、自分が一度だけ紫織に誘われて『ニセ痴漢』で中年男性からお金を脅し取ったことを思い出し、罪の意識を感じます。

高雄は「相手の女子高校生に言われるまま、金を出したらよかったんだろうか」と自問自答していました。


ヨルの綱渡り

実は、高雄が被害に遭遇した相手は、紫織でした。

痴漢の話をした後、高雄は「ほんと、ヨルの綱渡りだ」と言い、そういう本があるのだと敦子に告げます。
そして、その本に「励まされた」と。。。

実際のところ、敦子は小倉先生から渡された冒頭だけ読んで「ばかにされている」と感じていましたが、本編はどうやら違うらしいと知ると、敦子はそれを読みたい衝動に駆られます。

そして高雄に読ませてくれと頼みますが、彼は最初、敦子と同行することを断りました。
まだ女子高校生を克服していないからです。

しかし敦子が「私の友人が私をモデルにしたのだ」と言うと、家に連れて行ってくれました。

敦子が本を読んでいる間、高雄はアパートの部屋の外で待っています。
そして小説を読み終わった敦子は、心から由紀に会いたいと思うのでした。


父と子の再会

昴の父の居場所を知った由紀は、老人ホーム、『シルバーシャトー』に行きました。
そこで思いがけず敦子とも会います。

由紀が探していた昴の父は、高雄でした。
高雄は由紀から事情を聞き、敦子も一緒に昴の見舞いに行きます。

病室に入ると、身体が大きく「太一」と名乗っていた男の子が「お父さん!」と言って高雄に抱きついてきました。

どうやら、本当は身体の大きな男の子の方が、成功率 7%の手術を受ける『昴』だったのです。
昴は高雄に抱きつくと、包丁で脇腹を刺し、

「お母さんを苦しめた罰だよ」

と言いますが、高雄も「これでいい」と言います。

パッと吹き出る血。
刺した昴も「お父さんごめんなさい」と泣きだしています。

病室での惨劇を見た由紀に、祖母に傷つけられ、血を流した忌まわしい過去の記憶が蘇り、彼女は我を忘れて泣き叫びます。

敦子はナースコールを押して助けを呼び、泣き叫ぶ由紀を連れて病室を飛び出しました。
病院を抜け出して、左足は引きずる事も無く、ただひたすら、必死に走りました。

そして街を見下ろす丘の上に辿り着くと、2人は改めてお互いの存在を確認します。


丘の上で

敦子は由紀が幼い頃にケガをした時、強くなって由紀を守るつもりだったと告白します。

由紀はポケットから用紙を出すと、敦子に差し出しました。
それは牧瀬からもらった紙切れを貼り合わせたものです。

最後の最後には、『A子に捧ぐ』という文字が綴られていました。

由紀はその小説を書き上げた後、敦子に直接手渡すつもりでしたが、小倉先生に盗まれたうえ、小説として投稿されたので、怒っていたのでした。

「敦子のためだけに書いたんだよ。世界は広いって教えてくれたのは、敦子だから」

と、由紀は言います。

左手をケガして剣道を続けられなくなり、絶望に陥っていた由紀を救ったのは、敦子でした。
その時の敦子も、ちょうど先程のように、全力で走って剣道場から連れ出してくれたのです。


小説のラストシーン

『ヨルが歩いているのは、深い谷底にかかる、細いロープの上じゃない。夜が明ければ、きっと言葉を失い、3秒後には大笑いするはずだ。だって綱渡りのロープは、太く大きな橋の上に、ただ置かれているだけなんだから』


後日

息子に脇腹を刺された高雄は幸い大事には至らず、息子の昴はそっと父親に寄り添い、2人は固く手を握るのでした。。。

そして数日後、一人の男性に家宅捜索が入り、強制わいせつ罪で逮捕され、数々の淫行が世に知られる事になります。

この男が紫織の父親だったという事実は瞬く間に学校中に広がり、それと同時にクラスのいじめのターゲットが、敦子から滝沢の娘、紫織に移ります。

紫織が『遺書』というメールをクラスメイトに一斉送信します。
(冒頭の文章)

その後、紫織は山間の川にかかった高い橋から飛び降りて、投身自殺しました。
紫織のスマホの待ち受け画面には、星羅とのツーショットがありました。


まとめ

小説と所々違う設定があり、評価も良い・悪いの両極端な映画ですが、私はもちろん、良かったと思います。

小説や漫画などの実写映画化となると、ドラマと違って限られた時間内でどうストーリーを展開させていくか?が難しく、特に、大スジとは関係ない細かい点の説明となる部分を如何にして自然に端折るか?が制作のキモになります。

そういう意味では、チョット端折り方が乱暴かな?とは思いましたが、細かい所を抜きにすればかなり面白い作品だったんじゃないでしょうか?

ばっさーこと、本田翼の演技も、もっと評価されていいと思うし、映画館で観るほど。。。?ではないにしろ、レンタル DVDで観るのは全然、アリだと思います。

視聴サービスアフィリ_019


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