ドラマ_H2
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視聴サービスアフィリ_020

こんにちは、Anejo(アネホ)です。

このドラマ、個人的に面白かったので、主演の山田孝之の簡単なプロフィールから、このドラマのネタバレ、そして無料動画まで紹介させていただきます〜!


プロフィール

職業 俳優・歌手
本名 山田孝之
生年月日 1983年10月20日
出身地 鹿児島県 薩摩川内市
身長 169cm
体重 60kg(?)
血液型 A型
趣味 ゲーム

基本データ

このドラマは、2005年1月13日 ~ 3月24日 まで毎週木曜日 22:00 ~ 22:54 に TBS系の『木曜10時枠』で放送されました。


キャスト

国見 比呂:山田孝之(少年時代:夏目卓実)
古賀 春華:石原さとみ
橘 英雄:田中幸太朗
雨宮 ひかり:市川由衣(少女時代:桜井ひかり)
木根 竜太郎:石垣佑磨
野田 敦:中尾明慶
佐川 周二:北条隆博
柳 守道:森廉(少年時代:仲條友彪)
小山内 美歩:貫地谷しほり
古賀 富士夫:的場浩司
小宮 慶子:田丸麻紀
国見 太郎:柳沢慎吾
国見 信子:石野真子
雨宮 さくら:七瀬なつみ
雨宮 太一:杉本哲太
橘 由美子:円城寺あや
橘 吾朗:武野功雄
柳 道男:竜雷太
上原 勇気:平尾勇気
清原 瞬:三田村瞬
桑田 良輔:高橋良輔
小久保 崇:斉藤崇
松坂 結:荒川結
大竹 文雄:弓削智久
島 オサム:中村友也
仲田 里美:佐藤めぐみ
高沢 亜沙子:柳沢なな
ミカリン:石井瞳
ノダリン:小野寺淳子
キネリン:横内亜弓
ツァラポア:オルガ・アレックス
あだち先生:江口哲路
編集者:川名幸男
竹内 大空:野久保直樹
上武医師:半海一晃
医師:佐藤二朗
長谷川 信治:斉藤洋介
明和一高校長:久保晶
広田 勝利:青木崇高
栄京学園高校 城山監督:八名信夫
島オサムの父:酒井敏也
レイコ:松永香織
通行人:インリン・オブ・ジョイトイ
関西人:野々村真
月形:林剛史
横浜ベイスターズ監督:牛島和彦
横浜ベイスターズ球団専務:山中正竹


スタッフ

原作:あだち充の漫画作品『H2』
脚本:関えり香、山崎淳也
音楽:佐藤直紀
演出:堤幸彦、今井夏木、鬼頭理三、丸毛典子
主題歌:K『over…』(ソニー・ミュージックレコーズ)


あらすじ

それでは、あらすじを紹介させていただきます。
(ネタバレ注意です、「面白そう?」と思われたら是非、視聴される事をおススメします!)


1話『2人のヒーロー』

中学時代に 2年連続で中学校関東大会で優勝した黄金バッテリーの国見比呂(山田孝之)野田敦(中尾明慶)は、身体に大きな爆弾を抱えていました。

比呂は医者から

「ガラスの肘」

と診断され、野田は

「腰が悪い」

と診断されて、2人とも野球を断念、2人はあえて野球部のない千川高校を選びます。
そして、比呂はサッカー部、野田は新聞部に入部したのでした。

子供のころから野球好きの一家に育った古賀春華(石原さとみ)は大の野球好きで、頼まれもしないのに『野球愛好会』に押しかけてマネージャーをしています。

そんなある日、比呂は野球ボールを抱えた春華と出会い、千川高校に『野球愛好会』があることを知ります。

一方、比呂のライバルで親友の橘英雄(田中幸太朗)は野球の名門校、私立明和第一高校に進み、1年生にして 4番を任されていました。

比呂の幼なじみで英雄のガールフレンド、雨宮ひかり(市川由衣)も明和一高で英雄の活躍を応援しています。

さて、春華が相変わらずドジを繰り返しながら『野球愛好会』の練習場所にしている裏庭にやってくると、みんなの様子がどうも暗い。

というのも、楽しみにしていた翌日の試合が急遽キャンセルになったからでした。

それを知ったサッカー部の木根竜太郎(石垣佑磨)は、春華に

「サッカー部が相手になる」

と提案しますが、これは春華を何としてもサッカー部のマネージャーにしたい木根の策略だったのです。
しかし春華はその条件をのみます。

というのも、キャンセルになった試合は愛好会の 3年生の引退試合だったからです。

そして試合当日、比呂はサッカー部のメンバーとして久しぶりに野球をする事になりました。
ピッチャーの木根の球を軽々捕球して周囲を驚かせますが、返球は肘を気にしてヘロヘロです。

試合の展開はサッカー部優勢で進み、点差はドンドン開いていきます。

そして木根は、わざとフォアボールを連発したり、ノロノロ 1塁に走ったりと、完全に野球愛好会を小馬鹿にして真面目に野球をしようとしません。

比呂はそんな木根の様子を見ててイライラしていきます。
新聞部員として取材していた野田も同じ様にイライラし始めました。

そしてとうとう、ヘロヘロだった比呂の返球が、怒りのために剛速球へと変わっていき、我慢も限界に達した瞬間、

「1年国見、只今をもってサッカー部を退部します!」

こう宣言すると、その場で野球愛好会に入ってしまうのでした。

相棒の野田もそれに続きます。

そしていきなり代打で木根との対決になりますが、その様子をたまたま通りかかった英雄とひかりが目撃します。

木根の渾身のストレートをいきなりホームランにする比呂。

「タイムアウトのない試合の面白さを教えてやるよ」

これで点差は3点となり、続く野田はピッチャーライナーに倒れたものの、愛好会は一気に勢いづくのでした。

さて、次の回の表、サッカー部の攻撃です。
青南中時代の黄金バッテリーが復活しました!

注目の第 1球、剛速球が野田のミットに納まりますが、サッカー部員も愛好会の面々も驚きます。

木根が比呂の入部届けを確認すると、そこには『青南中』の文字が。。。

「あいつら関東大会優勝バッテリーだ!」

その時、愛好会の面々も比呂と野田の素性を思い出しました。

「そんなに凄い人だったんですか?」

と驚く春華。

回は進み、比呂と木根の 2度目の対決です。

「お前のカーブが見てみてぇなぁ」

と、木根を挑発する比呂。

そして次の球、木根の投げたカーブは予想以上のキレをみせ、比呂は空振り三振、がしかし、キャッチャーも捕れず、比呂は振り逃げで 1塁へと走ってセーフ。

次は野田の番です。

「俺は予想以上のキレのカーブがくると解っている!」

野田の一振りは見事ホームラン!これであと 1点差だ!

そして最終回。

比呂の前のバッターはデッドボールで 1塁、ホームランが出れば逆転サヨナラです。

ここまで試合の様子を黙って見ていたひかりが、イタズラっぽく英雄に聞きます。

「どうですか?解説の橘さん」

「中学の時、あいつはサヨナラヒットの数だけは俺より多かったんだ、9回のあいつは一番頼りになるんだよ」

と英雄。

第 1球を。。。とその瞬間、木根は 1塁に牽制球を投げた!

不意を突かれたランナーは戻れずタッチアウト、ゲーム終了。
呆然とする比呂。

試合はサッカー部の勝利に終わったのでした。

翌日の学校。

校内の掲示板には比呂と野田の写真が張り出され、2人は一躍有名人になってしまいました。
しかし当の2人はいつものように屋上でパンをかじっています。

そこに春華がやって来ます。

比呂の肘と野田の腰のことを知らない春華は、2人に野球愛好会に入ってくれるように頼みますが、野田は

「あれは俺たちの引退試合ってわけ」

春華はがっかりして去っていきました。

さて、そんなある日、比呂と野田は学食のテレビで、自分たちの診断をした上武医師が偽医者だったというニュースを偶然見ます。

雄叫びと共に 2人は別の病院に診察を受けにいくと、2人の肘と腰は何の異常もないことが判明します。

しかし、これから先、明和に転校し英雄とともに甲子園を目指すのか、それとも千川で野球愛好会にはいるのか、比呂と野田は迷うのでした。

奇しくも夏の高校野球予選は既にスタートしていました。
英雄の応援に、球場へと足を運ぶ比呂と野田。

ひかりは 2人が当然、明和に転校するものと思い、無邪気に比呂たちに話しかけます。

いよいよ英雄の高校野球初打席だ!

ピッチャーの投げた球は見事にセンターバックスクリーンへと吸い込まれ、初打席で初ホームラン!

それを見ていた比呂は

「あいつと対戦できるピッチャーは幸せだよな」

これで 2人の心は決まったハズだったのですが。。。

千川高校に戻り、野球愛好会の練習場所であるいつもの裏庭にきた 2人。

春華は 2人が入会してくれると思って大喜びだったのですが、比呂の口から

「やっぱり俺できません」

の言葉。

一体、何が比呂の心に引っかかっているのでしょう。。。?


2話『鬼校長と 2人だけの応援団』

一度は野球愛好会に入ろうと決めたのに、いざ愛好会の練習場の裏庭に来ると

「やっぱり俺できないよ」

と、入会をためらってしまう比呂ですが、それは、甲子園を目指すということは、今までのような楽しいだけの野球ではダメなわけで、みんなに野球を嫌いになって欲しくなかったからなのです。

その時、比呂の言葉に呆然としている春華たち野球愛好会の面々に、とんでもない情報が知らされます。

千川高校の柳校長(竜雷太)から「野球愛好会解散」の命令が下されたというのです。

春華たち愛好会のメンバー、比呂や野田も怒って校長室に押しかけます。

「本来勉学にいそしむための学校に、お遊びグループが存在すること事自体、健全な学生への悪影響になる」

と解散の理由を話す柳校長に、

「だったら部活動として承認して」

と詰め寄る春華。

しかし、大の高校野球嫌いの校長は、

「高校生に野球は必要ない」

の一点張り。

それでも食い下がる春華に対し、柳校長は一つの条件を出します。

「明和一高との練習試合に勝てば野球部として承認、負ければ即刻解散」

強豪の明和に勝てるはずがないと諦めている愛好会の面々は、春華を一方的に責めます。

その様子を黙って見ていた比呂は

「勝ちゃあいいんですよ」

と一言。

しかし、

「簡単に言わないでよ」

と、更に文句を言う小久保崇(斉藤崇)たち愛好会のメンバー。

そこで比呂は負けたら自分も野球を辞めると宣言、自分も愛好会のメンバーとして試合することを決めるのでした。

ところが、肝心の部員が7人しかいません。

ある日、比呂は校内で柳守道(森廉)を発見します。
守道は中学時代、セカンドを守ってた名プレイヤーです。

比呂と野田は守道をスカウトしに自宅を訪ねるものの、

「野球は中学までと父と約束したから出来ない」

と断られてしまいます。

なんと守道の父親は柳校長だったのでした。

メンバー集めは振り出しに戻ってしまいます。

比呂が帰宅途中、いつものように袋とじを破ろうとすると、仲田里美(佐藤めぐみ)高沢亜沙子(柳沢なな)が息を切らせて駆けてきました。

何と、春華が木根に愛好会に入ってくれるように頼んだと言うのです。

しかも木根は、その条件として春華に自分とデートするように要求したらしいと!

比呂は慌てて春華を探しに駆け出し、汗だくになりながら探し回った所で春華をみつけると、まさに木根が春華にキスを迫る寸前じゃないですか!

手にしたゴムボールを春華に当てて、すんでのところでキスを阻止!

「いいのか?俺の力が必要なんじゃねぇのか?」

と高飛車な木根に

「いらねぇよ、人の弱みにつけこむようなやつは」

と比呂。

春華を送りながら

「お前があんな事して。。。勝っても誰も喜ばないぞ」

と優しく声をかける比呂。
ぶっきらぼうでも優しいその言葉に、思わず笑みがこぼれる春華でした。

試合当日、明和一高は千川高校野球愛好会の相手に二軍を送り込んできました。
比呂のライバル英雄ら一軍はベンチに入ったままです。

しかし、比呂にとってこれはむしろ好都合で、彼らの正体がバレなければ、打たせて取る作戦がうまくいきます。

ひかりも、今日だけはボーイフレンドの英雄ではなく比呂の応援、再び野球をやれることになった比呂を温かく見守ります。

足りなかったセカンドには『風邪ひき男』の柳守道(森廉)が入り、センターには木根が入っています。

木根は試合の少し前、英雄の挑発に乗り、何としてもリベンジするために愛好会に入っていたのでした。

思惑通り、中学時代に関東大会を制した黄金バッテリー比呂と野田の前に、明和打線は不発。

なんと先制点は千川の方。

試合を見に来ていた柳校長は明和一の校長に

「負けてもらっては困るんですがね」

と不機嫌そうです。

回は進み、8回の表。

勝利は目前、ここでベンチの春華とひかりから比呂に声援が飛びます。

「比呂っ、しっかりね!」

「頑張って、国見くん!」

その声に「ハッ」とした人間が 2人いました。

1人は比呂。

そしてもう 1人は明和一野球部監督の長谷川(斉藤洋介)です。

長谷川は、千川の投手の比呂が

「関東大会を制した、あの国見比呂だ」

と気付き、早速代打を送ります。
いよいよ明和一のレギュラー陣の登場です。

バレてしまったものは仕方ありません、比呂は気合を込め直します。

「しっかり見てて下さいよ、ここからがあなたの嫌いな高校野球ですからね」

柳校長に向かってそうつぶやくと、全力で野田に向かって投げ込みます。

三者連続三振!

本気を出した比呂の球には、明和一のレギュラーといえども手が出せません。

そしていよいよ 9回表。

ここを抑えれば野球部昇格です。

しかし、味方のエラーでランナーは 1塁 2塁、しかもバッターは英雄です。

渾身の球を投げ込む比呂でしたが、英雄のバットはその球を見事に捕らえたのでした。

ピッチャー返し!

打球は比呂の右足を直撃しました。
痛みに耐えて投げる比呂でしたが、この回 2点を取られ、逆転を許してしまいます。

最終回、守道が粘ってフォアボールで 1塁に進み、続く比呂は痛む足を押してヒットを打ち、これでランナー 1塁 2塁。

4番木根の気合のヒットで満塁となり、野田の打順を迎えます。

「好球必打!」

と打ち返した打球に横スライドで飛びつく英雄。

必死に一塁へと駆け込む野田でしたが、英雄の素早い送球で判定はアウト!
この瞬間、野球愛好会の解散と、比呂が野球を辞めることが決定しました。

しかし、その様子を見ていた柳校長は、

「助けられましたな、昔から目だけはいいものでね」

という言葉を残して去っていくのでした。

というのも、最後のプレーで一塁手の足が、僅かにベースから離れていたのを、校長は見逃さなかったのです。

比呂の足の怪我は全治 3週間と診断されました。

河原で次の部活を何にしようか考えていると、いつのまにか愛好会の面々が勢揃いしています。

比呂と一緒に野球をすることで、甲子園の夢を見るようになった彼らは、校長に何とかして『野球部』にしてもらえるよう、作戦を考えに来たのです。

野田が守道を誘拐したという設定で、野球部を作ることを要求するというアイディアを提案するが、比呂には「やりたきゃ勝手にやれ」と一蹴されてしまいます。

それならと、本当に電話をかける野田。

「息子さんを預かった、無事に返して欲しければ、千川高校に野球部を作れ」

すると柳校長は、

「分かった、言う通りにしよう」

一瞬、何が起こったのか分からない顔をしながら、愛好会のメンバーに

「野球部作るって」

と伝える野田でした。

驚くメンバーたち。

すると守道が立ち上がり突然駆け出し、自分の家に着くと、校長である父に向かって

「本当に野球をやりたいんだ」

と要求します。

すると校長は条件を一つ出します。

「肩を揉め」

こうして『千川高校野球部』が誕生しましたが、甲子園を目指すにはまだまだ超えなければならないハードルがいくつもあるのです!


3話 『幼なじみって大切ですか』

千川高校に、遂に野球部が誕生!

比呂は、野田と共に再び甲子園を目指します。
マネージャーの春華も大張り切りです。

ある朝、比呂が目覚めると何故か部屋に春華が居ます。

しかも比呂のエッチな本を見ながら、

「国見くんてこういうのが好きなんだぁ」

と妙な感心をしています。

眠気も吹っ飛び大慌ての比呂!

実は春華は、明和一高との試合で足を怪我した比呂を、病院に連れて行くために来たのでした。

まだ 2週間は絶対安静なため、春華は運転手つきの車で病院に無理やり比呂を連れて行きます。

そこで偶然、春華と車に乗り込む比呂を見かけたひかりは、複雑な表情を浮かべるのでした。。。

さて、野球部に昇格したことで、監督の発表です。

PTA会長の推薦で、「監督になるのが夢だった」という人物でしたが、現れたのはアロハシャツを着たサングラスの男性、古賀富士夫(的場浩司)でした。

驚いた事に、彼は比呂を病院に連れて行った時の運転手でしかも、春華の実の兄だったのです。

そして夏休みも終わり、二学期が始まりました。

そんなある日、部活を終えたひかりは、英雄が佐川周二(北条隆博)にお金を渡しているのを見ます。

英雄に聞くと、

「幼なじみで 6年ぶりに再会した」

というのです。

英雄は心配ないというが、不良っぽい佐川を見たひかりは不安で仕方ありません。

数日後、ひかりが英雄の家に行くと、そこに佐川が現れます。

英雄に因縁めいたことを言う佐川に恐怖を感じたひかりは部屋を出ようとしますが、ドアを阻まれてしまいます。

するとそこへ、比呂と野田がやって来ます。

比呂と野田、そして対する佐川は一触即発の状態に!

「俺って周りをよく見ないで素振りするんだよね」

とすごむ野田に佐川は、

「熱くなるなよ」

と捨て台詞を吐き、部屋を出て行くのでした。

英雄が練習から帰ってくると、部屋には比呂が待って居ます。

ひかりが英雄と佐川のことを心配していることを知り、英雄に佐川との関係を聞くためです。

英雄によると、佐川の兄はプロを目指しているキャッチャーでその実力も折り紙つきだったが、車に轢かれそうになった英雄を助けるために肩に怪我をし、そのせいで野球を諦めざるをえなかったという。

翌日、比呂が佐川のアパートを訪ねます。
もちろん、英雄に付きまとうのを止めさせるためです。

そこで佐川は比呂に勝負を持ちかけ、

「負けたら英雄には2度と近づかない」

という約束をします。

千川高校野球部グラウンドで2人だけの勝負が始まりました。

籠一杯のボールを比呂が投げ、佐川が 1球でも前に打ち返したら勝ち、というルールです。

比呂の「プレイボール」の声とともに第 1球が。。。当然の空振り。

と、その時偶然、野田が通りかかり春華とひかりに連絡、彼女たちはグラウンドに駆けつけます。

比呂の足の怪我がまだ完治していないのを知る春華は、マウンドの比呂を見るなり止めに入ります。

しかし比呂は「ごめん」と一言残しただけで、勝負を止めようとはしません。

春華とひかり、野田も、諦めて勝負を見守るしかありません。

勝負の行方は、佐川が全く打ち返せないまま勝負は最後の 1球に。

そして比呂は、最後の力を振り絞って投げ込み、佐川のバットはむなしく空を切る!

勝負には勝ったが、その場に倒れ込む比呂。

佐川は

「ばっかじゃねーの?」

と言い、比呂は

「ケンカ売ったのそっちだろ」

と返します。

すると佐川が

「買うことねーじゃん」

と、すかさず返すと比呂は、

「けど一つ分かった、お前、相当野球すきだろ」

それには答えず、佐川は黙って去っていきます。

しかしこの勝負の代償は思ったより大きく、比呂の足の怪我が悪化、ドクターストップがかかってしまったため、千川高校は秋の大会の出場を辞退せざるを得ませんでした。

比呂の出ない大会で英雄の明和一高は優勝、春の選抜出場を確実なものとします。

半年後。

比呂の足の怪我も癒え、練習に励む千川高校野球部員たちの中に、新入部員、佐川の姿もありました。


4話『二度目の春…胸騒ぎの初デート』

春の新学期を迎え、高校 2年生になった比呂と春華は、同じクラスになります。

他にも、野田や守道といった野球部員も、木根以外は同じクラスになりました。

そして、足の怪我も完治した比呂は、富士夫の指導の下、夏の甲子園大会予選に向けて、練習に励んでいました。

一方、英雄のいる明和一高では、野球部に新しいマネージャーとして小山内美歩(貫地谷しほり)が入部、英雄に興味を持った美歩は熱烈なアタックを開始します。

そんなある日の練習中、木根が投げた球が比呂の左腕を直撃、春華が手当てをしようとしますが、ドジな春華はきちんと包帯を巻くことが出来ません。

諦めた比呂は春華の言うことを何でも聞くことを条件に、自分で治療をさせてくれ、と持ちかけます。

その結果、翌日の練習休みに比呂と春華はデートをすることになりました。

ゴーカートやジェットコースターなどといったアトラクションを楽しむ 2人。

そして、本当は高いところが苦手な比呂でしたが、春華が乗りたそうにしているのを見て、デートの定番、観覧車に乗ろうと誘います。

ところが、その観覧車に乗っている途中、2人は偶然、英雄とひかりを目撃します。

「同じ日に同じところか」

4人は合流し、比呂と英雄が飲み物を買いに行っているあいだに、春華とひかりはすっかり打ち解けて話すようになります。

ところが、比呂たちが飲み物を持って戻ると、突然春華が倒れてしまいます。

実は、春華は前日から風邪で熱があったのでしたが、楽しみにしていたデートを中止にするのが嫌で、無理をしたのでした。

結局、比呂は春華を背負って自宅まで送り届けることに。。。

翌日、野球部の練習が終わり、ベンチで話す比呂と佐川。

「何で明和に行かずに千川にきたのか?」

という比呂の問いに対し、佐川は

「広田(青木崇高)に借りを返したい」

と返します。

広田は千川と同じ、北東京ブロックの栄京高校のエースです。

一体、2人の間には何があったのだろうか?。。。

そのとき、不意に比呂にボールが飛んで来ます!

佐川がとっさにかばったお陰で当たりはしませんでしたが、ボールの飛んできた方向を見ると、島オサム(中村友也)大竹文雄(弓削智久)がいました。

明らかに比呂を狙ったハズです。

比呂が帰宅すると、何故か居間にひかりの両親が居ます。
雨宮家の風呂が改装工事中で、風呂を借りにきたのでした。

比呂が着替えようと脱衣場の扉を開けると、そこには風呂上りのひかりが。。。!

翌日。

比呂は頭の中に残った昨晩のひかりの姿を打ち消そうと、異様に高いテンションで練習をしてます。

一方、英雄はひかりに野球部のマネージャーになってくれるようにお願いしていました。
マネージャーになれば合宿中でも会えるからです。

しかしひかりはその話を断ってしまいます。

その日の練習帰り、美歩から

「比呂がひかりの裸を見た」

と知らされた英雄は、練習帰りの比呂のところに怒鳴り込みます。

英雄宅の裏で話し込む 2人。

最初は「ひかりの裸を見た、見ない」で言い合っていた 2人でしたが、英雄の悩みは別にあったのです。

ひかりが本当に自分のことを好きなのかどうかで悩んでいたのでした。

比呂は英雄を

「安心しろよ、お前らはしっかり者の似た者カップルだ」

と励まします。

翌日の千川野球部の練習グラウンド。

前回のデートで、比呂が

「ワリカンならいつでも付き合う」

と言ったので、春華は水族館に行こうと誘います。

2度目のデート当日、その日は朝から雨。

若干遅れて待ち合わせ場所に到着した比呂だが、待てど暮らせど春華は来ません。

諦めて自宅に帰ると、その日の朝、春華が父親に伝言を入れていた事を聞かされます。

比呂はあわてて待ち合わせ場所の喫茶店に向かいます。

そして怒ったような表情で春華のそばに歩み寄る比呂。

「親父なんかに伝言頼むなよ!」

「でも練習で疲れてるだろうし、無理に起こしちゃ悪いなって。。。」

「だったら何で朝 9時なんかに待ち合わせなんだよ!」

「デートの時間は長い方がいいもん」

「だから起こせって!」

「待ってる時間もデートの内でしょ?」

微笑む春華に思わず見とれてしまう比呂でした。

翌日の練習、島と大竹は共通の親戚の結婚式で休みでした。

実は島と大竹の2人は親戚同士だったのです。

式場のホテルで所在無さげに立っている 2人。

と、そんな 2人に話し掛けてくる男が。。。

なんとそれは栄京高校の広田でした。

島と大竹は広田のスパイだったのです。

3人は千川を陥れる相談をしています。

一方、夕焼けが綺麗な千川野球部グラウンドで、春華の投げるボールを受ける比呂の姿が。。。

夏の予選はもう目の前です!


5話『初勝利…キスしていいですか?』

2年生の夏を迎えた比呂は、夢の舞台、全国高校野球選手権大会に向けて猛練習中です。

甲子園出場への第一歩、北東京予選トーナメントはもう目の前!

しかも、千川高校と同じ北東京ブロックには、春夏連覇を期待される強豪、栄京学園のエース、広田がいます。

富士夫から公式戦の選手 15名が発表されました。

比呂を潰す目的で千川野球部に入部した大竹と島も、部員が少ないためベンチ入りです。

しかも大竹は出会い頭の一発、島は俊足を買われているという。。。

ある日の放課後。

練習が終わった部室で木根が春華からもらった手作りのお守りをにやけ顔で見つめていたます。

しかし、お守りは木根だけでなく野田や守道、部員全員のロッカーに入っていたのでした。

ところが、比呂のロッカーにはお守りが有りません。

必死に探す比呂!

そこに春華が現れて、比呂には特製のお守りを手渡しします。

いよいよ夏の予選1回戦が始まりました。

ひかりも見に来ています。

と言うのも、ひかりはスポーツ新聞に比呂の紹介記事を書くことになっていたのでした。

千川高校は、比呂がノーヒットノーランというオマケつきで、初戦を勝利で飾りました。

試合後、比呂が春華と球場を歩いていると突然、春華が

「キスしていいですか?」

あっけに取られる比呂ですが、初勝利のお祝いに「ほっぺにキスしていい?」という意味でした。

比呂の戸惑いをよそに、キスしようとする春華。

と、その時、比呂の視界ににひかりがはいってきます。

「あ、ちょっ。。。!」

焦った比呂が顔をひかりの方に向けようとした瞬間、比呂の唇と春華の唇が、軽く触れ合ってしまいます。

しかし目線の先のひかりは、何故かピースサインをだして去っていったのでした。

比呂の初勝利から二日後、南東京の第一シード、明和一高も英雄の活躍で初戦を勝利で飾ります。

一方、千川も比呂の好投とチームの活躍で順当に勝ち進んでいったのでした。

その頃、大竹と島は栄京の広田に呼び出され、「きっちり潰しておけ」と脅かされます。

大竹と島には、広田に逆らえないある事情があったのでした。。。

と、たまたまそこを通りかかった春華は、喫茶店から出てくる 3人を目撃します。

千川と栄京の決勝戦が明日に迫りました。

比呂は春華を誘って喫茶店に行きますが、そこで英雄とひかりの姿を見つけます。

英雄と久しぶりに 2人きりの時間を楽しみたかったひかりでしたが、英雄は比呂とばかり話をしており、そんな英雄にひかりは寂しさを隠せません。

ついに甲子園出場をかけた決勝戦が始まりました。

広田はさりげなく、島と大竹に目配せをしますが、ベンチからその様子を見ていた春華は、大竹と島が会っていたのは広田だと確信し、そのことを比呂に伝えます。

試合開始!

広田の球に手も足もでない千川ナイン。

比呂までもが三振です。

しかし、比呂も広田の第 1打席、お返しとばかりに三振を奪います。

試合は進み、2番、守道が打席に入りました。

その第 2球目。

突然、広田の肘を激痛が襲います。

力のない球を守道は見逃さず、見事にホームランを叩いて、千川が 1点を先制します。

更に試合は進みます。

同点にされた千川、その時バッターの打球がファースト大竹のところに飛んで行きました。

一瞬、比呂の顔に不安の表情がよぎります。

「落とすのでは?」

と、比呂もそのフライを捕球しに走ったのですが、今まさに大竹が捕球しようとするその瞬間、比呂が大竹と激突!

比呂は倒れたまま動きません。

この後の試合の行方はどうなってしまうのでしょうか。。。?


6話『いざ甲子園!? 入れ替わりWデート』

千川リードで迎えた 8回裏、ボールを追った比呂は、ファースト大竹と激突し、倒れたまま動きません。

千川ナインが駆け寄り様子をうかがいます。。。

そして、むくりと起き上がる比呂。

しかし比呂の左眼は大きく腫れあがっていました。

9回表の千川の攻撃です。

打席には島が立っていました。

島はベンチで大竹と話し、比呂とのアクシデントがわざとではないことを聞かされていました。

島も大竹も、このまま広田の言いなりになっていていいのか?と迷っていたのです。

その時スタンドから島の父親が大声で叫びました。

「借金の肩代わりは断った!息子の負けを願うような親になりたくない!」

この一言で島は決断します!

そして広田の球を強振!

打った!必死に 1塁へとヘッドスライディング!

bしかし惜しくもアウトでした。。。

9回裏、栄京の最後の攻撃。

アイシングはしてきたものの、比呂は左眼の腫れでピッチングが乱れ、一打サヨナラの場面になってしまいました。

マウンドに集まる千川ナイン。

そこで大竹が目の治療を買って出ます。
ボクシング経験者の大竹にはこの手の怪我は慣れっこだったのです。

治療も終わり投球練習を始めたものの、比呂は大暴投。

佐川が

「やっぱ見えてないんですか?」

と駆け寄ると

「あたりめーだろ、目つぶって投げてんだから」

と比呂。

投球練習中は目を開けるなと大竹に指示されていたのでした。

さて、いよいよ本番投球です!

注目の中、第 1球は。。。剛速球がど真ん中に決まった!比呂の復活です!

そして栄京の打席には広田。

最後のバッターになってしまうのか?

第 1球ストイライク、第 2球空振り、2ストライクと追い込んだ比呂。

そして第 3球、比呂の渾身の球を広田は打ち放ちます。

打球はレフト島の前方へ。。。

必死に走る島が飛び込んで。。。アウト!!超ファインプレーです!

そしてこの瞬間、千川高校の甲子園初出場が決定したのでした。

さて、比呂が家に帰ると自宅では大祝勝会が行われていました。

うるさくて眠れない比呂は、ひかりの家で寝ることにします。

比呂は、さくら(七瀬なつみ)から「ひかりのベッドで寝て」と言われたため、言われるままにそうしたのでした。

そこへ、ひかりが急遽明和一の合宿所から着替えを取りに戻ってきました。

ぐっすり眠っている比呂に「おめでとう、比呂」と声をかけるひかり。

とその時、ベッドから比呂が滑り落ち、それを起こそうとするひかりに比呂は、丁度抱きつくような格好になります。

ひかりが合宿所に戻ると、英雄が素振りをしていました。

立ち去ろうとするひかりに英雄は、比呂がひかりの部屋に寝ていたことを問いただす。

ひかりの気持ちを信じたいが、今ひとつ信じきれない英雄でした。。。

翌日、明和一高も甲子園出場を決めました。

いざ甲子園へ!

千川と明和一は同じ宿舎でした。

比呂、春華、英雄、ひかり、野田の 5人は早速出かけることに。

ところが、英雄には急に取材が入ったり、春華は宿舎に忘れた財布を取りに行ったりと、待ち合わせの場所にいつまでたっても揃わない 5人。

しかもそれぞれが勝手に動くため、行き違いばかり。

何故か英雄と春華、比呂とひかりと野田の 2グループでデート?するハメになってしまいます。

そして夏の甲子園が開幕!

翌日の準備のため、春華は自分のバッグを開けたつもりが、間違えてひかりのバッグを開けてしまいます。

そこで「フッ」とある事実に春華は気付きます。

春華のバッグのキーの暗証番号は 116。

比呂の誕生日 1月 16日に合わせたものです。

その暗証番号でひかりのバッグも開いたということは、ひかりも暗証番号を 116にしていたという事実。

「これは一体。。。?」

疑惑の思いにかられている春華に木根は「比呂とひかりが隠れてつきあっている」と吹き込みます。

木根にしてみれば、春華を比呂から引き離す良いチャンスです。

そんな春華の思いとは裏腹に、試合当日がやってきました。


7話『…夢じゃねぇんだな』

千川高校野球部にとっての甲子園初戦の日がやって来ました。

マウンドに立つ背番号1の比呂は、野田のミットを鋭く見据えると大きく振りかぶった。。。!

初戦をノーヒットノーランで勝利し、翌日は比呂の写真がスポーツ紙面を大きく飾りました。

ひかりが新聞を満足そうに読んでいると、そこに比呂がやって来ます。

楽しそうに二人が笑いあっている姿を見た春華の胸中は複雑です。

春華は、比呂の前ではどうしてもギクシャクしてしまうので、ついつい比呂から逃げてしまうのでした。

春華が屋上で洗濯物を干していると、ひかりがやって来ます。

ひかりは春華に比呂と何かあったのかと聞きますが、春華はそれには答えず、ひかりのバッグを開けてしまったことを謝るのでした。

ひかりはその話で、春華が 116の暗証番号にこだわっていることに気が付きます。

1月 16日は比呂の誕生日ですが、英雄の誕生日が 11月 6日で、自分は英雄の誕生日を暗証番号にしていたのだ、とひかりは春華に説明します。

一方、比呂も春華に元気がないことを心配していましたが、英雄と話すうちに元気になった比呂は、二回戦へと気持ちを切り替えます。

二回戦の相手は、強力打線の伊羽商業。
しかもピッチャーの月形(林剛史)は球種も多く手強い相手です。

ところで、試合が行われる 8月 16日は、ひかりの誕生日でした。

ひかりが宿舎の部屋で一人、子供の頃の誕生日を思い出していると、そこに比呂がやってきます。

「プレゼント何が欲しい?」

比呂が聞くと、ひかりは

「どーせいつものヤツでしょ」

と応えます。

「おお」

という比呂にひかりは

「期待してるわよ!」

と応えるのでした。

子供の頃から、比呂からひかりへの誕生日プレゼントは勝ち試合のボールと決まっていたのでした。

翌日。

いよいよ対伊羽商戦です。

7回まで 0対 0、比呂と月形の投手戦です。

宿舎のテレビで試合を観ていた英雄は

「比呂のベストピッチングはひかりの誕生日だった」

と言い、ベンチでは比呂もまた

「ひかりの誕生日で負けた試合はない」

と言っています。

しかし試合は膠着状態が続き、延長戦に突入しました。

延長 10回表。

先頭バッター守道がヒットで出塁、続いて比呂は。。。打った!

比呂はダッシュで 1塁に走りこむ。。。ピッチャー月形がタッチに。。。際どい!

と、その時、1塁ベース上に伸びてきた月形の手を無理に避けようとした比呂は足をひねってしまいます!

とりあえず、この回、千川は 1点を先制したのですが。。。

10回裏。

10回表のプレーで怪我をした比呂の足には、激痛が走っていました。

先頭バッターは木根のファインプレーに助けられ、どうにか討ち取ったものの、続くバッターにはヒットを打たれてしまいます。

盛り上がる伊羽商ベンチ。。。

そんな中、月形だけは比呂の足の怪我に気付いていました。

自分の手を避けようとして、足をひねったのを目撃していたのです。

続くバッターも出塁し、2アウトランナー 2塁 3塁、一打サヨナラのピンチ!

月形から比呂の足の怪我のことを聞いた伊羽商ナインは、比呂に徹底してバント攻めをしてきます。

口から血を流すほど歯を食いしばり、痛みに耐えて投げる比呂。

しかし次のバッターも当然、バント。

比呂は必死で捕って一塁に送球、しかしこれが暴投に!

2人のランナーがホームに生還した瞬間、千川の夏は終わりを告げました。。。

その日の夜。

公園でボーっと海を眺める比呂が居ます。

そこにひかりがそっと近づいて来ました。

比呂はひかりに彼女への想いを話します。

彼女への想いを確かめるためにも、英雄と勝負がしたかったのだ。

「そっかぁ、負けたのか俺。。。めちゃめちゃ調子良かったのに。。。ひかりの誕生日だったのに。。。英雄が待ってたのに。。。負けたのか俺。。。」

そんな比呂にひかりは、ただ抱きしめてあげる以外何もしてあげられませんでした。

ところが偶然、そこに春華がやってきて、その様子を目撃してしまいます。


8話『二年生・秋…それぞれの選択』

比呂の甲子園が終わりました。
同時に、ひかりの誕生日に比呂が勝てなかったのは初めてでした。

公園でひかりが比呂をそっと抱きしめる様子を見た春華はますます不安になり、比呂を避けるようになってしまいます。

東京に戻ってきた比呂は、野田の監視の下、病院へ通う毎日です。

一方の春華は、明和一高まで英雄に会いに行き、自分の知らない中学時代の比呂のことを教えてもらうのでした。

そして比呂たちは 2学期を迎えます。

足の怪我も癒えた比呂は、野球部の部室で木根から思わぬ情報を聞きます。

全日本選抜に選ばれた英雄が台湾遠征の練習中、打球を顔面に受けて負傷したというのでした。

慌てて英雄の家に向かう比呂と野田。

確かに英雄の左眼の部分にはあざが残っているものの、英雄は大丈夫だと言います。

しかしその表情は暗かったのでした。。。

逆に英雄は、比呂に対して春華を心配させないように注意し、買ってきた台湾土産で仲直りするように勧めます。

が、しかし比呂は聞き入れません。

そんな比呂に怒った野田は、部屋から出て行ってしまいます。

英雄の家からの帰り道、ひかりも比呂に春華と仲直りをするように言うのでした。

何となく納得できない表情ながらも比呂は、その忠告を受け入れます。

翌日から比呂は、春華と話す機会を伺うものの、なかなかタイミングが合いません。

そうこうしているうちに、春のセンバツ高校野球出場を賭けた、秋季大会が開幕しました。

順当なら決勝で明和一と当たる事になります。

比呂たち千川野球部は順調に勝ち進みますが、なぜか英雄は公式戦にまったく出場していないのです。

比呂と野田はその理由を聞くためにひかりの家を訪ねます。

と、そこに眼鏡をかけた英雄も現れました。

最近よく通りで声をかけられるから変装のためだと言い訳する英雄ですが、比呂と野田は納得出来ません。

そんな 2人に英雄は「これは戦略だ」と話すのでした。

翌日、英雄の机を整理していたひかりは、置いてあった眼鏡をかけてみると。。。レンズには度が入っていました。

変装でも戦略でもなく、英雄は本当に左眼の視力が落ちていたのでした。

英雄を欠いた明和は決勝にたどり着くまでもなく負けてしまいます。

明和一の選抜甲子園大会出場への夢が断たれたと同時に、比呂と英雄の対決も夏の甲子園へと持ち越されることになってしまいました。

千川が順当に勝ち上がっていた頃、英雄は一人高台のベンチに座っていました。

そこにひかりがやって来ます。

ここは英雄とひかりが初めて 2人きりでデートした思い出の場所でした。

ひかりに心配をかけたくなかったから、視力のことは黙っていたのだと話す英雄。

しかし実は英雄も怖かったのでした。

今まで決してひかりの前では弱みを見せなかった英雄が、初めて本音を見せたのでした。

英雄の苦しみを知ったひかりは、ある決意を胸に比呂の元へと向かいます。

公園で話す 2人。

「私の初恋は英ちゃんだから。。。もう比呂の応援には行かない」

ひかりは、悩んだ末に、英雄を選んだのでした。

決勝当日。

ベンチ裏で切れたスパイクの紐を直しながら春華は、

「多くの人のために、夢をかなえるために甲子園に行こう」

と比呂を励まします。

それを黙って聞いていた比呂は、「お前のためにもな」と残し、グラウンドに出て行くのでした。

そして千川は見事、秋季大会に優勝し、選抜甲子園大会への出場をほぼ確実なものにします。

選抜甲子園大会出場が決まった日、比呂は学校の屋上で野田を待っていました。

そこに春華がやって来ます。

比呂は改めて

「あの試合、お前のために勝ちたかったんだ」

と話します。

そして

「甲子園近くのお好み焼き屋に 2人で行こう」

と、比呂の方から初めてデートに誘うのでした。

月日は流れ、3年生が卒業していく日も近付きました。

そんなある日、比呂がいつもの様に雨宮書店を訪ねると、『臨時休業』の張り紙が有ります。

何とさくらが入院したのでした。

比呂と、比呂の母の信子(石野真子)がお見舞いに訪れると、そこにはいつもの様に満面の笑みで比呂を迎えるさくらが居ました。

比呂はさくらに甲子園優勝のウイニングボールをプレゼントすることを約束して甲子園へと旅立ちます。

選抜甲子園大会が始まりました。

順当に勝ち進む千川!

英雄とひかりもテレビの前で応援してます。

そして。。。千川高校は選抜甲子園大会で初優勝を飾ります!

多くの生徒が待ち受ける中、凱旋帰校する千川ナイン。

比呂と野田がバスを降りると、何故かそこに比呂の父、太郎(柳沢慎吾)が立っていた。

怪訝そうな表情の 2人に太郎は近づき、沈痛な面持ちで口を開きます。

「比呂、さくらさんが。。。亡くなった」

その瞬間、全ての時が止まってしまいました。


9話『約束の夏へ 』

比呂たち千川高校野球部は、春のセンバツに初出場し、見事に優勝するとい快挙をなし遂げました。

しかし帰京した比呂を待っていたのは、ひかりの母、さくらの突然の死でした。

さくらの葬儀の日、比呂は約束のウイニングボールをさくらの枕元にそっと置きます。

こみ上げそうになる涙を抑える比呂を、ひかりはやるせない笑みで見つめるしか無いのでした。

そんな二人の様子を見守る春華と野田の胸中は複雑です。

さくらが荼毘にふされるのを待つ間、英雄はひかりに声をかけますが、ひかりは

「もう大丈夫だから心配しなくていい」

と立ち去ってしまうのでした。

その頃、比呂は一人葬儀場を後にしようとしていました。

「もうちょっといてやろう」

そう呼びかける野田に比呂は、

「一緒にいたら先に泣いてしまう」

と聞きません。

そこで春華が

「それなら一緒に泣いてあげればいい」

と言いますが、比呂は

「そんなみっともないことは出来ない」

とその場を立ち去ってしまいます。

3年生の新学期が始まりました。

選抜甲子園大会優勝の実績ができた千川高校野球部には入部希望者が殺到します。

「目指すは甲子園春夏連覇だ!」

ところが、期待のエース、比呂の姿はグラウンドには有りません。

未だにさくらの死のショックから立ち直れないでいたのでした。

千川野球部に新しく出来た合宿所に入る前日、比呂はさくらにその報告をする為、ひかりの家に行きました。

ひかりの家に居ると、さくらとの思い出が比呂の脳裏に蘇ってきます。

階段に座り込み、改めて、「もうさくらはこの家にいないのだ」と実感するのでした。。。

比呂のその様子を見たひかりの父の太一(杉本哲太)は、さくらの昔話を話し聞かせます。

さくらが男の子を欲しがった事や、階段の横の落書きを決して消そうとしなかった事など。。。

比呂はさくらの想いに応えて、必ずまた甲子園に行き、絶対に有名になると決意を固めるのでした。

翌日からの練習、比呂は人が違ったかのように全力投球を繰り返します。

新入生の実力を見るために比呂に投げさせていた富士夫は不満顔でしたが、千川ナインは復活した比呂を暖かい目で見守っていました。

一方、ひかりは今年も夏限定のマネージャーを引き受けていました。

実家のこともしつつ、夜は受験勉強と、息つくまもない忙しさですが、それはさくらの死を思い出さないために糸を張り詰めているかのようでした。

そんなひかりを心配する英雄は「俺の前では泣いてもいい」と言うのですが、ひかりは「大丈夫」とひたすら強がってしまいます。

ある日、合宿所に比呂の母、信子が倒れたと連絡が入ります。

雨宮書店の手伝いの最中に倒れたが、ひかりが付き添ってくれたと言うのでした。

さくらが入院以来、さくらの分までもと頑張ってきた無理がたたった様です。

春華からその話を聞いた比呂は急いで帰宅します。

家では父、太郎が待っていました。

「俺がちゃんと無理しちゃだめだよって言ってあげてれば」

と悔やむ太郎。

その日、比呂は家の近くの広場にひかりを呼び出しました。

そこは子供の頃から比呂とひかりがよくキャッチボールをしていた思い出の広場でした。

「何?こんなとこに呼び出して?」

ひかりの問いには答えず、おもむろにグローブを投げてよこす比呂。

2人は子供の頃のようにキャッチボールを始めました。

昔のことを思い出しながらキャッチボールを続ける 2人。。。

とその時、2人を夕ご飯に呼ぶさくらの声が。。。?

ボールを受けながら、さくらが死んでから今まで、決して泣かなかったひかりの頬に、涙が流れます。

そして、そんなひかりの全てを包み込むかのように、黙って優しい笑みを浮かべながらボールを投げ続ける比呂。。。

英雄はそんな 2人の様子を遠くから見ているしかなかったのでした。

比呂が合宿所に戻ると春華が待っていました。

ひかりが比呂の家の世話までしている話を聞き、それを羨ましがる春華。

比呂のことをたった 2年分しか知らない自分は、ただ待っているしか有りません。

春華は

「比呂を小さい頃から知っていたら、きっと自分の初恋は比呂だった」

と告白します。

翌日。

英雄は学校に行く前に「話がある」とひかりを呼びとめます。

ひかりの気持ちを確かめたかったのでした。

「俺は強くなりたい、誰よりも」
「比呂にだけは絶対に負けるわけにはいかない、何故なら俺は比呂のファンだから」

と、ひかりに話す英雄。

そして最後に英雄はひかりに聞いた。

「ひかり、比呂のこと好きか?」

一瞬の間を置いたひかりの返事は

「大好きよ!。。。バカ!」

でした。

夏の甲子園大会が始まりました。

千川は順当に勝ち進み、見事、春夏連続出場を決めます。

明和一は前日に既に出場を決めていたのでした。

比呂の試合の応援に来ていたひかりは、そのことを後悔していました。

「比呂の試合を見に来ると、勝っても負けても泣きそうになるから」

そういうひかりに対して太一は、

「でも悪いことじゃない」

と言うものの、ひかりは「悪いよ」と言うのみです。

ひかりは、比呂と英雄の間で心が揺れてしまっているのでした。。。


10話『もう一度選べ最後の甲子園準決勝』

見事に夏の甲子園大会出場を決めた千川高校と明和一高。

出発前の練習で、千川の今年の宿舎は去年とは様子が違うようです。

別に甲子園で投げられればどこでもいいと言う比呂ですが、これには実は裏があったのです。

さて、出発前に比呂はさくらの仏壇に報告をしにいきます。

そんな比呂にひかりの父、太一はさくらの写真を託し

「甲子園でおまえが投げているところをしっかり見せてやってくれ」

と頼むのでした。

翌朝。

比呂が朝食をとっていると、突然ひかりが訪ねてきます。

それはなんと突然のデートの誘いでした。

楽しい一日を過ごした後、2人は夜の公園へ。

子供の頃遊んだときも楽しかったと思い出すひかり。

そしてそれは比呂がいたからだと告げます。

雰囲気を変えるように、話を変えて英雄の調子を聞く比呂でしたが、突然ひかりは比呂に抱きつき、

「比呂と幼なじみでよかった!」

そう言い残してひかりは去っていくのでした。

翌日、千川ナインは甲子園へと出発しました。

宿舎につくと、春華たちマネージャーは買出しに出かけます。

一方、部屋で今後の進路について話す比呂と野田。

浪人覚悟で進学する野田は比呂にプロに行くように勧めます。

その時突然、比呂の携帯電話が鳴りました。

英雄からです。

待ち合わせの神社で会う 2人。

英雄は比呂に、ひかりに比呂の事が好きかと尋ねたことを話しますが、

「馬鹿じゃねぇの」

と呆れる比呂。

そして、ひかりはお前とは絶対別れないと英雄に言い切ります。

もし別れたとしても、その時付き合っている相手は俺じゃない、とも。

何故?と問う英雄に対して

「あいつは俺のことが大好きだからだ」

と比呂は答えます。

英雄はその答えに妙に納得してしまうのでした。

ちょうどその頃、買出しに出かけていた千川マネージャーたちが宿舎に帰ってきていました。

しかし春華の姿だけがありません。

比呂に頼まれたふりかけ『ねばり一番』を探していたのです。

そして、スーパーでふりかけを探している春華の前に現れたのは、ひかりでした。

英雄と別れた比呂は、部屋で春華の帰りを待っているとそこに、木根がやって来ます。

木根が机の上に広げた荷物の中に、比呂が春華に頼んだふりかけ『ねばり一番』がありました。

そして木根からそのふりかけが関東限定販売であることを聞いた比呂は愕然とするのでした。

春華のことを宿舎のロビーで待っている比呂。

そこに春華が帰ってきます。

「ハイッ!」と差し出されるふりかけ。

比呂は戸惑いながらもそれを受け取るのでした。

夜。

春華がベンチに座っていると、そこに比呂がやってきます。

そして、どこでふりかけを見つけたのか尋ねたものの、春華はそれには答えず突然宿舎の話を始めるのでした。

「本当は去年と同じ所にも出来たけど、明和一高と一緒になっちゃうから。。。」
「ひかりさんと一緒だと、私みんな負けちゃうから。。。」

春華の持ってきたふりかけは、ひかりにもらったものだったのでした。

ひかりに対して何かしら対抗をしようとした春華は、逆にひかりに助けられた事がショックだったのです。

ただ黙ってその話を聞いていた比呂がおもむろに口を開きます。

「全部お前だよ、古賀春華がいるから頑張れるんだよ」

翌日、夏の甲子園大会の開幕です。

2回戦を順当に勝ち抜く千川ナイン。

そして雨で一日延びた翌日はひかりの誕生日。

明和一高の試合の日です。

そして明和一高は見事に英雄のホームランで勝利を飾ります。

英雄はそのホームランボールをひかりにプレゼントするのでした。

そして千川は翌日の試合も勝ち、ベスト 8に駒を進めます。

その翌々日、準々決勝第一試合で明和一高の準決勝進出が決定。

第二試合では千川が勝利を納め、遂に千川対明和一、比呂対英雄の対決が実現することになりました。

比呂との対決が決まった英雄はひかりを宿舎の屋上に呼び出し、

「比呂との対決後、英雄か比呂か、改めて選んで欲しい」

と、ひかりに告げたのでした。

試合の前の晩。

比呂はたこ焼きを買いに出かけます。

その頃、ひかりもちょうど外出していました。

野田はいつまでも帰ってこない比呂のことが気になり、英雄の元を訪ねます。

英雄によると、どうやら比呂は、ひかりの居場所を聞きに英雄の元を訪ねて来たが、そこには居なかったらしい。

そこで野田は、英雄がひかりに言った言葉を聞かされてしまうのでした。

一方、比呂の足は、去年の夏の大会に負けた後、ひかりに想いを伝えたあの公園へと向かっていたのでした。

果たして。。。ひかりはそこに居ました。

英雄との対決に今ひとつ燃え上がらない自分を奮い立たせるため、比呂はひかりに

「口先だけでいいから一言頑張れと言って欲しい」

と頼みます。

「頑張れ、負けるな」

目に涙をためながら、ひかりはそう言い続けていたのでした。

比呂が宿舎に戻ると、野田が待っていました。

そこで野田は口を滑らせ、英雄がひかりに言ったことを比呂に言ってしまいます。

そして、春華もまたその頃、明日の試合に千川が勝ったら比呂とひかりが付き合ってしまうかもしれないと聞かされていたのです。

四者四様の想いを抱えながらも、千川 vs 明和一の試合 – 比呂 vs 英雄の対決 – が、とうとうやってきたのだ。


11話『かわらない想い…運命の対決』

夏の甲子園大会、注目の準決勝第二試合が始まりました。

比呂の居る千川高校と、英雄の居る明和一高、南北東京代表の対戦に、どうしても世間の注目が集まります。

炎天下のマウンド上には、汗を拭う比呂。

そしてその視線の先には、ゆっくりと打席へ向かう英雄の姿が。。。

春華とひかりは、それぞれの思いを胸に、その対決を見守ります。

キャッチャーの野田は、比呂に

「わざと英雄に打たせるようなまねしたら許さねえ」

と釘を刺しますが、それに対して比呂は

「わかってねえな、俺はひかりのことが大好きなんだ」

と言い放ちます。

この試合の前に英雄が「試合が終わったら俺か比呂か選んでくれ」とひかりに言っていたのは、比呂や春華、野田も知っています。

そして比呂は、英雄に対して渾身の第一球を放ちます。

ど真ん中のストレートを見送る英雄。

第二球目、比呂の球は外角へ外れたものの、伸ばした野田のミットに納まります。

英雄が今までに見た事のない球種です。

三球目は外角いっぱいのストレート、続く四球目は英雄がバットにミートしようとした瞬間、ボールは逃げるようにスライドしてバットを避けました。

比呂は、英雄との対決のために、去年の秋から密かに高速スライダーを用意していたのでした。

その後も、比呂はいつもとは別人のように、勝ちに拘ったピッチングで英雄の第二、第三打席に投げ勝っていきます。

そして迎えた 9回裏、2点のリードを追う明和一高の攻撃は 2番からです。

英雄にまで打順がまわってきました。

守備につこうとする千川ナイン、その時春華が比呂に、

「頑張れ、負けるな」

その瞬間、比呂の脳裏を一瞬よぎる、ひかりの顔。

「あぁ」

と短く返事を返し、比呂は最後のマウンドへと向かいます。

スタンドでは 2人の対決をひかりと父・太一が見守っていました。

「比呂が英雄との最後の対決に敬遠をするのでは?」

と心配する太一に、ひかりは

「最後ではなく最初の対決だ」

と話します。

勝負は 1打席、そこで今までで一番速い球を投げるために、力を温存していたのだ、と。。。

少なくとも英雄はそう信じている、と。。。

そして、いよいよ最初で最後の真剣勝負!

初球、比呂の投げた球は高めに外れてボール。

球速はなんと 156km/h、今日一番の速球です。

2球目、3球目と続けて外れて、カウントはボールスリー。

あまりに力が入りすぎている比呂を見た英雄は、自分がひかりに言ったことを比呂が既に知っていると気付きます。

4球目はファール。

しかし、タイミングはドンピシャです。

5球目。

比呂の投げた球は快音とともにレフトスタンドへ。。。

しかし、神様の悪戯でしょうか、打球はギリギリファールになります。

そして最後の 1球。

比呂は決め球・高速スライダーの握りでしたが、愚直なまでにストレートしかないと決め付けた英雄の目を見て、敢えてストレートの握りへと変えます。

運命の 1球は投げられました!

ど真ん中のストレート!

英雄のバットは。。。空を切った!

その夜。

明和宿舎の屋上に、一人立ち尽くす英雄が居ました。

そこにひかりが現れます。

最後の 1球の時、英雄の頭には一瞬、高速スライダーがよぎっていたのでした。

英雄は

「比呂を信じきれなかった自分が許せない」

と言い残しその場を立ち去ります。

一方、千川宿舎の屋上では、比呂が紙ヒコーキを折って飛ばしていました。

後ろから春華がそっと近づき、

「そのヒコーキどこまでいくの?」

「ちょっと大リーグまで。。。」

夏の大会も終わり、比呂たちは部活を引退し、春華たちも受験モードに突入します。

そんな中、比呂と春華はお互いに話す機会がなくなっていきました。

2学期の終わり、比呂と英雄は指名を受けプロ入りが決まります。

そして、翌年 2月、春華の大学合格が決まりました。

高校生活も残り僅かとなったある日、教室にいた比呂と野田は木根から、ひかりがアメリカに留学することを聞かされます。

全く寝耳に水の 2人。

その夜、比呂がひかりの家を訪れると、太一が出迎えてくれました。

「自分のせいでひかりが留学するのでは?」

と言う比呂に、太一は

「一年前から聞かされていた話だ」

と打ち明けます。

翌日。

比呂がひかりの母、さくらのお墓参りに行くと、そこに偶然ひかりが現れます。

比呂はひかりの口から、留学に行く本当の理由を聞かされるのでした。

強く見えるひかりでしたが、

「心の底ではいつも比呂や英雄に頼っていた、それではいけない、独り立ちしなくては。。。」

それが本当の理由だったというのです。

千川野球部のグラウンド。

学生服でピッチングをする比呂と、その球を受ける野田がいました。

何かをふっきるかのように全力投球をする比呂ですが、そこに春華が通りかかります。

すると、何を思ったのか春華は、

「バッターボックスで比呂の全力投球の球を見てみたい」

と打席に立つのでした。

前から 1度見てみたかったと言う春華は、更に

「国見くんは思い残したことない?」

と、つまり、ひかりとの事を指して聞いたのでした。

翌日、青南中のグラウンド。

比呂は英雄を呼び出し勝負を持ち掛けます。

自分の初恋に決着をつけるためでした。

そしてそれは比呂だけでなく、英雄の気持ちにも決着をつけさせるための勝負でもあったのです。

勝負は直球 3球。

初球、2球目ともに英雄は見送ります。

そして、本当の運命の 1球!

比呂の投げた球を捕らえた英雄の木製バットは折れてしまいます。

負けを認めて去る英雄でしたが、彼はその足でひかりの元に向かったのでした。

公園で出会う 2人。

「誰よりも雨宮ひかりが必要なのは。。。この俺だ」

と、改めて自分の気持ちを告白する英雄に対し、

「頑張らなくちゃ、4年後の英ちゃんに認めてもらえる女になって帰ってこなきゃいけないから」

と、ひかりは返します。

2人の気持ちが通じ合った瞬間でした。

一方、比呂は野球愛好会が使っていた裏庭に居ます。

そこに春華がやって来ます。

英雄との勝負の前日、野田から、全てが終わったら比呂はここに来ると連絡があったのでした。

「例え付き合っている相手がひかりでなくても、私が国見くんを好きな気持ちは変わらない」

と告白する春華に、比呂はちょっと照れくさそうに言った。

「同じ。。。俺も古賀のこと。。。好きだよ」

そしてそっと春華の手を握るのだった。

卒業式の日。

記念撮影をしようと集まった比呂たち卒業生と野球部員たち。

その様子を見つけた春華が駆け寄りながら呼びました。

「比呂!」


まとめ

高校野球という題材で 3年間の球児たちの戦いを、恋愛模様も織り交ぜて繰り広げる作品でしたが、正直言って

「3年間を 11話にする事がこんなに難しいのか!」

と思えるほど、ストーリーを淡々と『ブツ切り』してましたね。笑

野球を題材にしているのだから、もっと試合内容を克明に描写してほしかったですし、でも、そうすると圧倒的に恋愛感情のもつれや葛藤などを描く時間が足らなくなってしまいます。

なので、このドラマの場合は、

『高校生の恋愛ドラマで、主人公がたまたま高校野球を頑張ってた』

という捉え方をすると楽しめると思います。

え?面白くなかったのかって?いえいえ、面白かっただけに、ストーリーの端折り方が残念だっただけです。

まぁ、映画館で観るほど。。。?ではないにしろ、レンタル DVDで観るのは全然、アリだと思いますね。

視聴サービスアフィリ_020


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